「璞」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(ぼく)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?
「璞」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 普段使うことはほとんどない、少し古めかしいような、 文学的な言葉と言えるでしょう。 何か思い当たるものはあるでしょうか?
「璞」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「あ」です。 言葉の意味としては、辞書を引くと「掘り出したままでまだ磨いていない玉」 という意味が一番最初にきていました。 掘り出したばかりでまだ手を付けていない新しい玉…、 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「璞」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あらたま」
です!
あらたまは「掘り出したままでまだ磨いていない玉」と意味を先に紹介しましたが、 それから転じて「真価や完成された姿をまだ発揮していない素質のある人」という 意味もあるようです。磨けば光る原石、といった意味ですね。 新しい玉だからあらたま?と思いましたが、あらは新しいではなく、 まだ手を付けていない粗い状態のあらが語源と考えられます。 英語でも磨けば光る原石という意味で “rough diamond”という言葉があり、 璞と同義と言っていいですね。