睡眠の質を上げる

疲れに効く…!必須アミノ酸EAAってご存知ですか?

日頃の生活やお仕事、最近ではダイエットのためにトレーニングをする方も増えています。そんな肉体疲労が貯まったままだとせっかく布団に入っても眠りが浅かったり、朝を迎えても疲れが残っていたり…。そこで今回は、回復や安眠にも重要な栄養素・必須アミノ酸「EAA」についてご紹介します。

そもそもアミノ酸とは?

アミノ酸は難しい話ではなく身近な話。

サプリの事?ビタミン?など考える方が多いかもしれませんが、アミノ酸は私たちの身体を作り上げる重要な要素の一種。

人間の身体は約60%が水分、約20%がたんぱく質で出来ていると言われています。このたんぱく質を構成している成分が「アミノ酸」なのです。

身体を動かしたり、身体の機能を維持・調整するためにはたんぱく質=アミノ酸が必要なのですから、当然不足したら思うように動けなくなり、身体も回復してくれません

肌や髪の毛を保ち、血液を作り、ホルモンバランスを整えます。そんな重要なアミノ酸は20種類あると言われていますが、その20種類の内、9種類は身体の中では作れません

必要なのに自前で作れない、外部から摂取するしかない9つの成分が「必須アミノ酸」=「EAA」と呼ばれる物なのです。

 

必須アミノ酸=EAAとは?

前述の通り、身体にとって大事な成分EAA。これは「Essential amino acids 」の頭文字をとった略称なので、日本語で必須アミノ酸となるのです。

筆者の実体験ですが、筋力強化を目指したトレーニングを真剣に始めて知識を得てくるとプロテインとは別に、このEAAの摂取を勧められます。

そしてトレーニングだけでなく、日々の忙しい仕事や子育ての疲れなどから回復したい時、失われたアミノ酸=EAAを補うことで健康な体や休養を得る事が出来るのです。

EAAを摂れば幸せになれる?

セロトニンの分泌にはEAAが欠かせない!

ここまで読むと、運動をする人や肉体が疲れている人じゃなければ積極的にEAAを摂らなくても…と考える人が居るかもしれません。

しかしEAAの中に「幸せホルモン」が含まれているとしたらどうでしょう?老若男女問わず、摂るべきではないでしょうか。

厳密には、「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」の原料となるのがEAAの内の1つ「トリプトファン」と呼ばれる成分です。

ストレスや緊張を脳が感じると分泌される「セロトニン」の効果で、気持ちを落ちつけ夜も眠る事が出来るのです。このセロトニンをたくさん生成し、疲労回復・安眠を得るため、身体と心の健康を同時に適えるためEAAの摂取が望ましいのです。

EAAの摂り方とは?

必須アミノ酸が身体へ与える影響や重要性をかいつまんで紹介しましたが、最後にどうやって摂取するか?をまとめます。

(1)サプリメントとして摂る

粉末状のEAA摂取がやはり簡単で安価

粉末状のEAAは安価で摂取も簡単。

簡単と言えば簡単な方法がサプリメントとして購入し飲む事です。種類がいくつもあり、タブレットとして固められているものや粉末状で水に溶かして飲むなど様々。傾向として、粉末状の商品の方が安価なようです。

筆者はプロテインも摂っているため海外ブランドですが安く買うことが出来る「マイプロテイン社」のEAAを愛用しています。

(2)食事から摂る

マッチョは身体のスペシャリスト。

サプリメントとして購入すると費用が嵩む、続かなかったら…と考える方は食事から意識して摂取しましょう。

どんな食材にアミノ酸が含まれているかを判定する基準が「アミノ酸スコア」と呼ばれる数値です。この点数が高い食材を摂れば、自然と必須アミノ酸も得られるのですか食生活を見直す事から始めましょう

■アミノ酸スコアが高い食材
豚肉 / 卵 / 牛乳
豆腐 / 鮭 / じゃがいも 等

筋肉質な人が良く食べているものはやはりアミノ酸が多く含まれているのです。

(3)アミノ酸を摂る際の注意点

インターネットなどで調べると「起床後すぐの摂取がおすすめ!」や「運動中の水分補給として」「寝る前に接種しても」など様々な情報が出てきます。健康のため!となると、過剰に摂取する人が一定数いるものですが、当然ながら過剰摂取は身体への負担が大きいのでやめましょう。

まとめ

インターネットでEAAを調べても、マッチョばかり出てくる傾向があります。筋肉を育てるためには知識と栄養が必要なので、自然と上位に上がってくるようですが必須アミノ酸自体はどんな方でも人間であれば大事な栄養素です。

仕事や運動の有無にかかわらず、ぜひこの機会に健康的な生活、そして十分な休養を得るために必須アミノ酸を摂る生活を心掛けてください!

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utanpapa
パフォーマー・俳優としても活動しつつ、イベント企画・運営事務所代表を務めています。新しい事が好きなのでコロナ禍をきっかけに デザイナー、カメラマン、映像編集者、ライターとしても一気に活動を開始し珍しい体験の数々を文章に綴っています。