「倶に」と書いて、読むか分かりますか?
よく似ている「具に」は、(つぶさに)と読みますが、「倶に」は人偏が付いています。
「人」という漢字が増えるだけで、素敵な言葉になるのですよ!
普段あまりこの漢字を使う事はありませんが、かしこまった文面の時には「倶に」が使われることが多いです。
さて、「倶に」と書いてなんと読むでしょうか?
「倶に」読み方のヒントは?
「倶に」は、他の物と同じ状態、同じ行為をする事を言います。
一緒に、同じように、連れ立つという意味なので、読み方自体はよく口に出していると思います。
漢字で書く時も、簡単な方の漢字を使うので忘れがちな漢字ですが、ちゃんとした文面なら断然「倶に」になります。
使い方は
「私も母も倶に健康です」「父と倶に参ります」
などと目上の人に向けて使う言葉です。
「倶に」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇に」です!
さて、もうわかりましたか?
「倶に」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ともに」
です!
「倶に天を戴かず」という言葉がありますが、こちらは相手の事をものすごく憎んでいて、相手とは同じ天の下で生きていけない、相手を殺すか自分が殺されるかという意味です。
色々な「倶に」がありますよね!
ぜひ、覚えておきましょう。
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