「刺股」って馴染みのない漢字ですよね。
「股」という漢字は「また」と読むのが一般的ですが、難読漢字に詳しい皆さんは「難読漢字だから」と「四股(しこ)」を連想したかもしれません。
ところが、残念!
その読み方ではないんです。
何と読むのか?
さっそく考えていきましょう!
「刺股」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「股」の読み方は、そのまま「また」です。
そして「刺股」の読み方は、ひらがなで「〇〇また」の4文字です!
「刺」も特別な読み方はしません。
4文字の、危機的状況で使う道具です!
・・・もう、わかりましたよね?
「刺股」の読み方の答えは・・・
正解は、「さすまた」でした!
「刺股(さすまた)」とは、不審者などの相手の動きを封じこめたり威嚇したりするための道具です。
「Y」の形になっているのが特徴ですが、「股」という漢字には「一つの本(もと)から二つ以上分かれ出ている所や物」という意味があるです。
刺股(さすまた)の起源は江戸時代。
火消したちが火事の延焼を抑えるために燃えている家屋を壊すための道具として誕生しました。
さらに江戸時代の間に、犯罪者を捕獲する捕りもののための三道具うちの1つとして使われるようになりました。
歴史のある道具で驚きですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。