今日の難解漢字は、
「地均し」
「下種」
「錘」
「装丁」
「嫋やか」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「地均し」です!
- 2 「地均し」の読み方のヒントはこちら
- 3 「地均し」の読み方!正解は!?
- 4 2つ目の漢字は「下種」です!
- 5 「下種」読み方のヒント!
- 6 「下種」の読み方、正解は…
- 7 3つ目の漢字は「錘」です!
- 8 「錘」読み方のヒントは?
- 9 「錘」読み方のもうひとつのヒントは?
- 10 「錘」の読み方、正解は・・・
- 11 4つ目の漢字は「装丁」です!
- 12 「装丁」読み方のヒントは?
- 13 「装丁」読み方のもうひとつのヒントは?
- 14 「装丁」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「嫋やか」です!
- 16 「嫋やか」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「嫋やか」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「地均し」です!
「地均し」を何と読むかご存知でしょうか?
もちろん「ちきんし」ではありません。
小学校で習う簡単な漢字しか使っていないのに、なかなかの難読漢字ですね。
漢字の意味を考えると、正解がわかるかも知れませんよ…
さて、あなたには読むことができますか?
「地均し」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 意味は、地面の凸凹を平らにすることです
- 「意見調整」という意味で使うことも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「地均し」の読み方!正解は!?
正解は「じならし」です!
学校の部活でテニスや野球をしていた人は、校庭を地ならしした経験があるのではないでしょうか?
ビルなどの建築物が建つ前にも、ブルトーザーなどで地ならしが行われるのをよく見かけますね。
ヒントで紹介したように、意見調整のことも「地ならし」と表現される場合があります。
重要な会議の前に、皆の意見がうまくまとまるように調整を行うと、会議がスムーズに進むからです。
建築前の地ならしとよく似ていますよね。
2つ目の漢字は「下種」です!
「下種」
これ、何と読むかわかりますか?
どちらの漢字もよく使いますが、
組み合わせると読み方がわからないかも…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「下種」読み方のヒント!
「下種」は、同じ読み方・同じ意味で別の漢字が当てられることもあります。
「下衆」や「下司」がそうなのですが、
読み方はわかるでしょうか?
もちろん「したたね」や「かしゅ」ではありません!
さて、読めたでしょうか?
「下種」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「げす」
です!
「下種」は、
「心が卑しく、下劣なこと、もしくはそういう人」のことを表す言葉です。
「お前はいつもお金のことばかり考えて下種だなあ」
のように使います。
悪口や非難の言葉として「ゲスい」と使うことがありますが、
この「ゲス」を漢字にすると「下種」や「下衆」と書くのです。
「身分が非常に低い人のこと」を指す場合もありますが、
こちらは近代以前の小説などに使われることが多く、
普段の会話で使うことは少ない意味です。
ちなみに「げしゅ」と読んでしまうと仏教用語となり
「仏への信仰の種を人々に植え付ける」という意味なのだとか。
漢字で書くことは少ないにしろ「ゲス」は聞く言葉。
漢字もしっかり覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
3つ目の漢字は「錘」です!
「錘」読み方のヒントは?
「錘」読み方のもうひとつのヒントは?
「錘」の読み方、正解は・・・
4つ目の漢字は「装丁」です!
「装丁」と書いて、なんと読むか分かりますか?
本屋に行って、パッと見た本をジャケット買いする時にはこの「装丁」がすべてです。
そのため、どの書籍も「装丁」には力を入れていると思います。
七つのボールを集める漫画を集めて、本棚に収めた時に初めて出てくる絵もありましたね。
さて、「装丁」と書いてなんと読むでしょうか?
「装丁」読み方のヒントは?
「装丁」とは、本の表紙のデザインからフォント、レイアウトまで書籍の外側をデザインすることです。
本の中身を想像させ、購入意欲を沸かせるため、とても重要な仕事になってきます。
漫画でも表紙のデザインは、大事ですよね。
分かりやすく伝えるか、イメージを大切にするかで悩みどころとなっています。
「装丁」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
装飾の「装」に丁寧の「丁」で……?
さて、もうわかりましたか?
「装丁」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「そうてい」
です!
お気に入りの装丁が施された本、一冊くらいは持っていませんか?
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「嫋やか」です!
「嫋やか」・・・「溺れる(おぼれる)」と似た感じですが、意味は全然違います! 「溺れる」は水に関係ある「さんずい」ですが、「嫋やか」は「おんなへん」です。 「おんなへん」の漢字だけあって、ある女性像を形容する言葉なんですよ。 さっそく見ていきましょう!
「嫋やか」の読み方のヒントは・・・?
「嫋やか」は、日本で生まれた和語の1つです。
「女性の美しくしなやかなさま」「姿・形がほっそりしていてしなやかなさま」を表す言葉です。
類義語は、「綺麗」「麗しい」「淑やか」「優美」など。
「舞妓さんの嫋やかな舞いにうっとり見とれた」などと使われます。
読み方はひらがなで「〇〇やか」の4文字です。
分かりましたか?
「嫋やか」の読み方の答えは・・・
正解は、「たおやか」でした!
「嫋やか(たおやか)」という言葉の語源は、「たわむ」という言葉です。
「たわむ」とは、固い板や枝などに強い力が加わってしなる様子を表しています。
「枝が積もった雪でたわむ」などと自然の現象を表す「たわむ」と女性のしなやかさを重ね合わせているなんて、美しい日本語ですね。
「嫋やか(たおやか)」だと言われたら、間違いなく褒め言葉ですよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!