「読本」は、「どくほん」としか読めない!
そう思いますよね。
ところが実は、正しい読み方は「どくほん」ではないんです!
正しい読み方をこの機会に覚えましょう。
「読本」の読み方のヒントは・・・?
「読本」とは、教科書や一般向けの入門書、参考書の事です。
「歴史読本」や「英語読本」などというように使われます。
この使われ方を見ると余計に「どくほん」と読める気がしてしまいますよね。
正しい読み方は、「どくほん」とほぼ同じです。
ひらがなで書くと「〇くほん」です!
「読本」の読み方の答えは・・・
正解は、「とくほん」でした!
正確な読み方は「どくほん」ではなく「とくほん」なのですが、あまりに「どくほん」と間違われるうちに「どくほん」という読み方も市民権を得るようになったのです。
辞書によっては、読み方に「とくほん」とともに「どくほん」と書かれているものもあるんですよ。
ちなみに同じ「読本」という漢字で「よみほん」と読む場合もありますが、これだと「教科書・参考書」という意味ではなくなります。
「読本(よみほん)」は、『雨月物語』や『南総里見八犬伝』など江戸時代の特定分野の小説を分かりやすく現代文に直したものを指すんです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!