「蛁蟟」を何と読みますか?
秋が近づくと、この虫の鳴き声が響きます。
早速ヒントを見てみましょう!
「蛁蟟」の読み方のヒントは?
1.「蛁蟟」をひらがなにすると7文字です。
2.俳句では初秋の季語です。
3.学名は「Meimuna opalifera」
4.『蛁蟟が八釜しいまで鳴いているが』寺田寅彦「根岸庵を訪う記」
正解は…
正解は「つくつくほうし」または「つくつくぼうし」でした!
「ちょうりょう」と読んでも正解です。
「オーシーツクツク」と鳴きますね。
別名には、筑紫恋し(つくしこいし)、法師蝉(ほうしぜみ)があります。
そして、非常にややこしいのですが、「蛁蟟」と書いて「みんみんぜみ」とも読んでも間違いではありません。
ちなみに、初秋に鳴き出す蝉すべてを「寒蝉(かんぜみ)」と呼びます。
「蛁蟟」の鳴き声は面白い!
「蛁蟟」の鳴き声といえば「オーシーツクツク」だけの印象が強いでしょう。
でもリアルな鳴き声を順番に再現すると、他の蝉より複雑なのです。
ジーッ・ジワジワジワ・オーシー・ツクツクボーシ、ツクツクボーシ・フィーヨ、フィーヨ
いろいろなパーツが組み合わさっていて、まるでひとつの楽曲のようです。
鳴くのは午後から日没後くらいまでです。