今回のお題は「打」「饅頭」「現人」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「打」
野球やゴルフなど、バットやクラブを使ってボールを「打つ」。
打席、打者、打撲・・・など、音読みでは「ダ」と読む「打」という漢字。
送り仮名がなく、シンプルな1文字のため「ダ」しか思い浮かびませんが、これは何を表しているんでしょうか?
音からくる当て字か、意味からくる当て字か。
これはもうヒントを見るしかありませんね!
「打」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナ読みで「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 数を表す「単位」です。
ヒント③ 12といえば?
「打」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ダース」です!
「ダース」、この響きって何だか懐かしい・・・。
初めてこの言葉を習うのは小学校だと思いますが、「鉛筆の1箱には12本の~」という件から算数の問題が始まったのを今でも覚えています。
最近の若者は、そもそも鉛筆ではなくシャーペンを使う世代でしょうから、そもそも鉛筆を箱買いすることや箱のまま見る機会は少ないと思いますが、12という数を1単位としたものが「ダース」になります。
日常的に使うシチュエーションも、ほぼ「鉛筆」に限られますが、算数や数学ではたまに出てくる単位なので覚えておきましょう!
2問目はこの漢字!「饅頭」
和菓子屋さんに絶対というほど置いてある「饅頭」。
好きか嫌いかで言えば、好きな人も多い和菓子です。
もちろん甘いお菓子です!
さて、「饅頭」と書いてなんと読むでしょうか?
「饅頭」読み方のヒントは?
「饂飩」(うどん)とよく似ていますが、うどんではありません。
「饅」は、他にも「饅あえ」(ぬたあえ)という酢味噌で合えた料理もあります。
「頭」は、(あたま)とも(とう)とも読みません。
食べ物に関することで間違いありません!
小麦粉をこねて、中にあんこを入れて蒸しあげた和菓子です。
「饅頭」読み方のもうひとつのヒントは?
悩み過ぎて分からない人に、もうひとつヒントを出します。
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
もうひとつ言うと「まん〇〇〇」です!
子どものころ、冬におしくら饅頭なんて遊びをしたことがありませんか?
さあ、もうわかりましたか?
「饅頭」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まんじゅう」
です!
饅頭の中のあんこが、粒あんか、こし餡か、白あんかで好みが分かれそうですね。
ぜひ、漢字も覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「現人」
「現人」と書いて、なんと読むか分かりますか?
そのまま(げんじん)ではありません!
「現」も「人」もどちらの漢字も、よく使われているだけに読めないのが悔しいですよね。
最大のヒントは「夢現」です!
さて、「現人」と書いてなんと読むでしょうか?
「現人」読み方のヒントは?
現実の世界に生きている人という意味です。
出家しないで俗世にいる人という意味もあります。
しかも、正気の人という意味なので、ほとんどの人が「現人」ですね。
現実の世界と夢の世界を行き来している事を「夢現」といいます。
寝ている時に話しかけられて「夢現で返事してしまって記憶がない」なんてことも。
そもそも、寝言に返事をするといけないって本当でしょうか?
「現人」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
もうひとつヒントを出すと、「夢現」は(ゆめうつつ)です。
さあ、もうわかりましたか?
「現人」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うつつびと」
です!
「現を抜かす」なんていいますよね!
ぜひ、覚えておきましょう。