今回の難読漢字は「三十三才」「建端」「新湯」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「三十三才」
女性には歳を聞いてはいけない、ましてや30代の方に・・・。
そんな「年齢」がずばり思い浮かんでしまう「三十三才」ですが、今回は「さんじゅうさんさい」とは読みません。
難読漢字の問題なので、ぜひ違った読み方にチャレンジして欲しいところです。
また、読み方の他にもその言葉が表すものについても知っていると完璧です!
さあ、若者でも老人でもないこの「三十三才」は、いったい何者だ!?
「三十三才」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇い」の5文字です。
ヒント➁ 冬の季語としても使われます。
ヒント③ 小さな鳥の名前です。
「三十三才」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「みそさざい」です!
「三十三才」とは、冬の時期に民家にも訪れる、10cmほどしかない小さな鳥のことです。
俳句や小説などにも度々登場する名前なので、文学好きの方ならご存じの方もいたことでしょう。
「三十三才」は「鷦鷯」とも表記され、むしろこちらの方が難読漢字には相応しいと思える漢字ですが、あえて「三十三才」と表現した方が文学的ですよね。
訪れる時期から、この「三十三才」は冬の季語としても使われますので、手紙を書くことがあったらぜひ活用してみてください!
2問目はこの漢字!「建端」
今回の問題は「建端」の読み方です。
小学校で習うレベルの漢字しか使われていませんが、熟語としては見たことのない方が多いでしょう。
スマホやパソコンでは、ほぼ変換されないかも知れません。
さて、あなたには読むことができますか?
「建端」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 建築の専門用語で「建物の高さ」という意味
- 身長が高い人のことも建端と言ったりします
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「建端」の読み方!正解は!?
正解は「たっぱ」です!
ヒントに書いたように、今回は建築の専門用語なので、その業界に携わったことのある方には簡単だったかも知れませんね。
演劇界などの大道具の高さも「たっぱ」と呼ばれることがあるようですよ。
由来は、建物の端からの高さという意味で、建築物の高さを「たっぱ」と呼ぶようになったと言われています。
また、英語の「top(トップ)」が訛って、「たっぱ」と呼ばれるようになったという説もあるようです。
最後はこの漢字!「新湯」
「新湯」と書いて、なんと読んでいますか?
(しんゆ)(あらゆ)と読んでも正解ですが、もっとポピュラーな読み方があります。
漢字の通りの、新しい湯というイメージで合っています!
反対の言葉は「仕舞い湯」といいます。
さて、「新湯」と書いてなんと読むでしょうか?
「新湯」読み方のヒントは?
家のお風呂だと、誰から順番に入りますか?
大抵、タイミングの合う人からではないでしょうか。
しかし、昔は「年寄りには新湯は毒」と言われており、一番に入るのは老体に良くないと言われていました。
なので若い順に入って、最後に一番年齢が上の人が入るのが良しとされていました。
ですが、追い炊きや入浴剤効果もあり、今ではあまり言われなくなりましたね。
新湯の一番風呂って気分がいいものです!
銭湯でも同じことで、新湯を求めて早くからお風呂に入りに来ている人もいます。
「新湯」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「新湯」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さらゆ」
です!
一番に入りたいタイプですか?それともゆっくりと仕舞い湯タイプ?