今回は「続柄」「胡頽子」「薄荷」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「続柄」
「続柄」の正しい読み方をご存知でしょうか?
「ぞくがら」と読んでいる方が多いのですが、実は「ぞくがら」と読むのは慣用読みといって、多くの方がそう読むため、認められるようになった読み方です。
それでは「続柄」の本来の読み方は?
「続柄」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字になります
- 意味は、婚姻関係や血縁関係などの親族を表します
- 「続」を訓読みにすると?
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「続柄」の読み方!正解は!?
正解は「つづきがら」です!
なんと「続柄」という熟語は、約90%の人が「ぞくがら」と読んでいるそうです!
ヒントに「訓読み」と書きましたが「つづき」と読むには通常は「続き」のように、送り仮名が必要ですよね。
ほとんどの人が「ぞくがら」と読むのも無理はないかと…
そこで「ぞくがら」という読み方も慣用句として認められているのでしょう。
にもかかわらず「続柄(つづきがら)」と正しく読めた方は、素晴らしいです!
2問目はこの漢字!「胡頽子」
何が難しいって、2文字目の漢字も読めないし、音読みもできない、漢字の部首などから想像することもできない、本当にお手上げ状態です。
また、仮に正解が分かっても文字数と合っていないし、さらにそれが何なのか知っている人も少ないであろう、まさに三拍子揃った最強の難読漢字!!
ちなみに、2文字目の「頽」は、「こわれ落ちる、おとろえる」といった意味を持つ漢字検定1級のもの。
音読みで「たい」、訓読みで「くずれる」と読みますが、これが分かったところで正解には一歩も近づいていないという・・・www
「胡頽子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇」の2文字です。
ヒント➁ 最初の文字は「ぐ」です。
ヒント③ お菓子のぷよぷよしたものと同じ名前です。
「胡頽子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぐみ」です!
え?「ぐみ」ってあのお菓子の「グミ」のこと??
と思ってしまうのは私だけではないはず。
「胡頽子」とは、グミ科グミ属の「植物」のことです。
「ひぐみ」とも読んだりしますが、日本にも15種類ほど確認されていますが、主に園芸用の植物になります。
落葉または常緑の低木で、大きくても高さは2mほど。褐色や銀の星状毛がついた葉っぱがついているのも特徴です。
今度、観葉植物やガーデニングのお店に行ったら探してみましょう!
最後はこの漢字!「薄荷」
「薄荷」と書いて、なんと読むか分かりますか?
まず最大のヒントを先にお知らせします。
「薄荷」は食べられます!
さて、「薄荷」と書いてなんと読むでしょうか?
「薄荷」読み方のヒントは?
食べられるというヒントを出しましたが、「薄荷」だけを食べる人はあまりいません。
アイスの横に添えられていたり、チーズケーキの横に添えられていたりします。
他にもハーブティーにしたり、飴になったりガムになったりと出番の多い植物です。
夏のお風呂には「薄荷油」が欠かせない!という人も多いでしょう。
ただし、入れすぎには注意が必要です。
英語でいうと「mint」です!
「薄荷」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「薄荷」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はっか」
です!
薄荷油を数滴お風呂に入れると、途端に体感温度が下がります。
風呂上がりにもしばらくの間爽快感が続くので、夏のお風呂にはピッタリです!
また、薄めてスプレーにすれば虫よけとしても使える万能オイルとなっています。