漢字読み講座

「濯ぐ」「華奢」「万年青」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「濯ぐ」「華奢」「万年青」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「濯ぐ」

「濯ぐ」の読み方は3つあります。

まずピンときたひとつの読み方は、洗濯に関するもので正解です!

そして「濯ぐ」の読み方3つ全てが、汚れを落とすという意味です。

ひとつでもなんと読むかわかりますか?

「濯ぐ」ひとつめの読み方は?

ひとつめは、すぐわかると思います。

それはきっと「すすぐ」ですよね。

正解です!

では、(すすぐ)以外の読み方はわかりますか?

「濯ぐ」ふたつめの読み方は?

ふたつめの読み方は、「そそぐ」です。

この読み方は、汚れを落とすといっても洗うわけではありません。

不名誉や汚名が付いてしまっても、頑張って名誉や功績で挽回するという意味です。

「汚名を濯ぐ」「不名誉を濯ぐ」などと使います。

さてそれでは、「すすぐ」「そそぐ」ときて、

あともうひとつの読み方はわかりますか?

「濯ぐ」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ゆすぐ」

です!

 

汚れの酷い洗濯物をバケツでゆすぐことで、大きな汚れを取ることもありますよね。

口の中が気持ち悪い時に、口をゆすぐなんてこともありませんか?

 

今回の漢字は3つの読み方をする、珍しい漢字でした。

ぜひ覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「華奢」

「華奢」と書いて、なんと読むか分かりますか?

女性は華奢なイメージに憧れ、男性は華奢な人を好きになります。

もっとも最近では、華奢な男性も沢山いますから、華奢な男性を好きになる女性もいます。

さて、「華奢」と書いてなんと読むでしょうか?

「華奢」読み方のヒントは?

アクセサリーなど、華奢なものが好まれますね!

細くて、壊れそうな弱弱しいイメージで、だからこそ大切に扱おうという気になります。

そして華奢の反対語は、「頑丈」です!

結婚するとなれば、頑丈な方がいいと言う人も多いのではないでしょうか?

余裕がある時は華奢でもいいのですが、毎日生活するとなれば頑丈な方がいいのかも。

それでも、女性はダイエットしてひと回り小さくなって、少しでも華奢に見せたい物です。

見た目は華奢だけど、実は頑丈というのが男女ともに理想なのでしょう。

さて、あなたはどちらですか?

「華奢」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

もっと言うと「〇ゃ〇ゃ」です!

小さい「ゃ」です!

「華奢」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「きゃしゃ」

です!

ぜひ、覚えておきましょう。

最後はこの漢字!「万年青」

「万年青」って何て読むか分かりますか?

(まんねんあお)ではありません。

 

鮮やかな赤い実をつける観葉植物です。

徳川家康が愛したと言われています。

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

「万年青」の読み方のヒントは?

ヒント①:「日本の神聖なユリ」と言われています。

ヒント②:花言葉は「長寿」「長命」「母性愛」「相続」「崇高な精神」などです。

ヒント③:1,000以上の品種があります。

 

さて、何と読むか分かりますか?

 

「万年青」の読み方、正解は……

正解は……

 

「おもと」

 

です!

 

「万年青」の名前の由来は、諸説ありますのでご紹介します。

 

葉の根元が太く、しっかりしていることから「大本」(おおもと)と呼ばれ、徐々に発音が変化し(おもと)と呼ばれるようになったという説が一般的です。

 

別の説では、大分県の「御許山」(おもとやま)もしくは、石垣島の「於茂登山」(おもとやま)が語源であるとも言われています。

 

また、昔は緑の葉っぱを母親(老母)、赤い実を子どもに見立て「老母草」と表記し(おもとぐさ)と読んでいたことから(おもと)と呼ばれるようになったという説もあります。

 

「万年青」は一年中葉っぱが枯れることなく生い茂っているため、長寿や健康を象徴する縁起の良い植物です。

祖父母など、長寿を願う方へのプレゼントとして最適です。

 

さらに、徳川家康が駿河から江戸城に移るときに3万本の「万年青」を城に運び入れ、300年の栄華を極めたという伝承があり、引っ越し祝いとしても喜ばれます。

 

ぜひ一度プレゼントとして「万年青」を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!