今日の難読漢字は
「驀進」
「貝独楽」
「迂遠」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「驀進」!
「驀進」は、よく読み間違えられる漢字。
そこのあなたも「まいしん」や「しょうじん」なんて読んでいませんか?!
間違いの原因は「驀」の字。
見慣れない漢字な上に、画数も多くて読みにくいですよね。
ヒントは「○く」と読みます。
「驀進」だと「○くしん」。○には何が入るでしょうか?
さて、あなたは何と読みましたか?
「驀進」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ばくしん」
です!
「驀進」は、
「まっしぐらに進む」という意味の言葉です!
「優勝へ驀進する」「出世街道を驀進する」
というように使います。
スポーツ新聞の見出しなどでよく見かけるので、
特に野球や競馬がお好きな方にとっては、馴染み深い漢字だったかも。
ちなみに「驀」の字自体にも
「ひたすらまっすぐ進む」という意味があります。
この漢字を使った別の難読漢字が「驀地」!
これで「まっしぐら」と読むんですよ!
手書きすることは少ないかもしれませんが、
覚えておけばかっこいい「驀進」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「貝独楽」!
「貝独楽」は、とある遊び道具の名前です。
普通はカタカナで書かれることが多く、漢字は見慣れないかも。
もちろん「かいどくらく」なんて読みません!
遊び自体は、なんとなく知っている方が多いので、
聞くと「あ〜!あれか!」となるはずです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「貝独楽」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ベーゴマ」
です!
「貝独楽」は、
「鋳物でできている小さいコマ」のこと!
昔遊びなどで知っていたり、
ベーゴマをアレンジした「ベイブレード」を知っていたりする方もいるのでは?
基本的には同じ盤面で複数人が小さなコマを回し、
誰が一番長く回っていたかを競う遊びです。
お正月の遊び「コマまわし」の「コマ」も「独楽」と書くんですよ!
ではなぜ「貝」がつくかというと、
もとはバイ貝の殻の中に、砂や粘土を詰めてまわしたことが起源だからなのだとか。
ベーゴマを見る機会はなかなかありませんが、
漢字の知識は、知っていて損はありません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「迂遠」!
「迂遠」は、よく見ると読める漢字かも。
「迂」は「迂回」で使われている漢字。読み方も同じです。
「遠」は「遠い」とも読みますが、「遠足」「遠路」などの読み方と同じ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「迂遠」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うえん」
です!
「迂遠」は、
「遠回りし、まわりくどいさま」という意味の言葉です!
「人づてに文句を言うなんて、迂遠なことをしやがる」
なんて、悪い意味の文脈で使われます。
また、この意味が転じて「直接役に立たない」という意味にも使われます。
「プレゼンにその方法は迂遠だ」と言うように、
こちらもかなり否定的な言葉です。
この言葉をさらに強調した四字熟語が「婉曲迂遠(えんきょくうえん)」。
「婉曲迂遠に退職を勧められた」とあれば、
かなりまわりくどい言い方をされたことが伺えます。
ビジネス会話の基本は、結論から伝えること。
迂遠な表現にならないように気をつけたいものですね。
使い慣れないけれど、知ってしまえばわかりやすい「迂遠」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!