今回のお題は「箪笥」「無碍」「布帛」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「箪笥」
昔の日本では「箪笥」は嫁入り道具の一つとして数えられていたほど、貴重なものでした。
それもそのはず、いいものは桐で作られていて、湿気を自動調整してくれるので着物などを入れておくのには最高の場所とされていました。
しかも、桐製の「箪笥」は火事になっても燃えないと噂されていたほど、超高級品だったそうですよ!
「箪笥」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 現在は「クローゼット」があるのでいらいないですね。
ヒント③ 洋服を収納するところは?
「箪笥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「タンス」です!
「箪笥」とは、洋服や着物を収納しておく入れ物のことで、現在でも多くの家庭にありますので、皆さんご存じだと思います。
最近では、クローゼットが当たり前のように備え付けられていたり、着物を持っていなかったりするので「箪笥」がない家も珍しくなくなってきましたが、未だ衣服の収納といえば「箪笥」が主流ですね!
ですが、現在では「桐の箪笥」を持っている家庭はごく少数派で、何百万円もする家具は一般人には手が届きませんね・・・。
今日も我が家はプラスチック製の「衣装ケース」がフル可動ですwww
2問目はこの漢字!「無碍」
「無碍」って何て読むか分かりますか?
(むがい)ではありません。
(むぎ)でもありません。
元々は仏教用語です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「無碍」の読み方のヒントは?
「無碍」の意味は「何ものにもとらわれることなく、自由自在であること」です。
「碍げ」(さまたげ)が「無い」(ない)という2文字が組み合わさってできた言葉です。
類義語には「自由」「柔軟」などがあります。
≪例文≫
- 時には無碍に考えて、面白い方法を見つけよう。
- 無碍な発想から、この企画が生まれた。
何と読むかわかりますか?
「無碍」の読み方、正解は……
正解は……
「むげ」
です!
「無下」(むげ)と同じ発音ですが、意味が違います。
「無下」は「冷たくてそっけないこと」を表します。
- 無下に断る。
- 彼の好意を無下にはできない。
「無下」の類義語は「無益」「無駄」「放っておく」などがあります。
「無碍」と「無下」の使い方を間違えてしまわないように注意しましょう。
最近は、多様な価値観が尊重されていますので、無碍な発想を大事にしていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「布帛」
「布帛」って何て読むか分かりますか?
「布」は「布巾」(ふきん)や「布教」(ふきょう)ように(ふ)と読みます。
「帛」の読み方が分からない……
「帛」はあまり日常的に使用しない漢字ですよね。
「布」という漢字を使っているだけに、ぬのに関する言葉です。
アパレル関係の仕事をしている人は知っているのではないのでしょうか?
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「布帛」の読み方のヒントは?
意味は「たて糸とよこ糸が直角に交差してできている布」のことです。
ひらがなで3文字です。
”〇〇〇”
代表的なものに、Yシャツ・デニムなどがあります。
何と読むか分かりましたか?
「布帛」の読み方、正解は……
正解は……
「ふはく」
です!
布帛はニット(編み物)に対して使われる言葉でもあります。
糸でループをつくって編み込んだものをニットと呼びます。
Tシャツ・セーターなどはニットです。
ニットではない生地の総称を布帛と呼びます。
布帛には、平織・綾織・朱子織などの織り方があり、織り方によってさまざまな生地ができます。
たて糸とよこ糸を使って織り込んでいるので、縦にも横にもよく伸びます。
繰り返し使っても型崩れしにくく、丈夫な生地です。
最後までお読みいただきありがとうございました。