漢字読み講座

「虫へん」に「巻く」で「蜷」という漢字、読めますか?巻いているものを探せば答えが分かるかも!

虫へんのつく漢字は様々ありますよね。

蝶(ちょう)」や「蚊(か)」、「蟋蟀(こおろぎ)」や「蜘蛛(くも)」など、数多くの虫の名前に「虫へん」が付いているのは皆さんご存知でしょう。

ただ、今回の問題である「蜷」は、実は虫ではない生き物の名前を表す漢字なんです。

何と読む生き物なんでしょう。

さっそく探っていきましょう!

「蜷」は、「虫へん」プラス「巻」の旧字体である「卷」からなる漢字です。

ヒントはずばり、巻いている形の生物です!

虫へんがつくものの、虫とは限らないのでご注意を。

例えば「蛸(たこ)」や「蝙蝠(こうもり)」、「牡蠣(かき)」など、虫以外の生物にも虫へんは使われているのです。

「蜷」の読み方は、ひらがなで「〇〇」の2文字です。

巻いている形の生物「〇〇」、分かりましたか?

「蜷」の読み方の答えは・・・

正解は、「にな」でした!

「蜷(にな)」は、淡水にすむ巻貝の総称です。

体長は5㎝ほどで、やや赤みを帯びているのが特徴の貝です。

ちなみにこの「蜷」は、苗字にも使われる漢字です。

「蜷川(にながわ)幸雄」さんや「蜷川(にながわ)実花」さんは特に有名ですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!