今回の難読漢字は「畏まる」「冷静沈着」「穏和」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「畏まる」
古代の神々に対する恐怖の念や、雲の上の存在の人に対して使う言葉に「畏怖(いふ)」というものがありますが、その「畏」に送り仮名がついたのが今回のテーマです。
昔の日本では、小さい子がトイレトレーニングをするものといえば「おまる」でしたが、「畏まる」は「いまる」とは読みません!
意味としては、「畏怖」に遠からず近からず、といったものなのであまりヒントにはなりませんが、「距離感」はヒントになりそうです。
さあ、「畏まる」はどのくらい「離れている」!?
「畏まる」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇まる」の5文字です。
ヒント➁ 正装が必要な場所、厳かな場所、目上の人の前ではこうしましょう。
ヒント③ 最初の文字は「か」です。
「畏まる」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「かしこまる」です!
「畏まる」とは、「 身分の高い人」や「目上の人」に対して敬う気持ちをもって「慎む態度をとる」ことです。
結婚の挨拶の際、相手のご両親の家に行くときはスーツや清楚な恰好をすると思いますが(え?それは古いって??)、そういう場面を「畏まる」なんて言い方をしますね。
失礼のないように、普段の言動とは違って丁寧に接したり、正座をして座ったりするのも「畏まる」と表現します。
ビジネス言葉でも「恐れ入ります」という言葉があるように、そういった言動の一つ一つに奥ゆかしさがあるのが日本の良いところですね!
2問目はこの漢字!「冷静沈着」
「冷静沈着」と書いて、なんと読むか分かりますか?
冷静で落ち着いている様子というイメージで合っています!
もしも、直接言われたことがあるなら、きっとそれは誉め言葉です。
さて、「冷静沈着」と書いてなんと読むか分かりますか?
「冷静沈着」読み方のヒントは?
いつも冷静沈着な人は、落ち着いていてしっかりしている存在です。
頼りがいがありそうなので、ついつい頼られてしまう事も多いと思います。
見た目もいつも整っており、物事に動じないクールな印象です。
「冷静」はそのまま、「沈着」はなんと読むでしょうか?
「冷静沈着」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「れいせい〇〇〇〇〇」です。
「沈没」と「決着」の読み方はわかりますか?
「冷静沈着」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「れいせいちんちゃく」
です!
興奮した気持ちを落ち着けるには、まず深呼吸が大事です。
アンガーマネジメントなんて流行ってますね!
常に感情とうまく付き合って、クールに生きたいです。
是非、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「穏和」
「穏和」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(いんわ)と読んでしまった人、(いんきょ)は「隠居」で漢字が違います。
おだやか~な様子の事です。
最大のヒントは、「穏」はあの「不穏な空気」の「穏」です!
さて、「穏和」と書いて、なんと読むでしょうか?
「穏和」読み方のヒントは?
「穏和」の意味は、おだやかで事を荒立てない事、大人しい事です。
若い時代には、穏和な人は人に好かれるけれど、彼氏としての決定打には欠けてしまいます。
若い人にはちょっと物足りない感じがするのでしょう。
しかし、年を取るごとに「イケメン」とか「おしゃれ」とか「よく働く」というインパクトよりも、「穏和な人」が一番だと実感するようになります。
ほとんど答えを言ってしまったような気がしますが、「温和な人」と書いても正解です。
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
「穏和」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おんわ」
です!
温和は気候にも使われますが、穏和は人に対してだけ使います。
ぜひ、覚えておきましょう。