ここ10年で一番!?なんてニュースも聞こえてくる今年の花粉の飛散状況。毎年辛い想いをしている方々からすると、不安な春を迎える事となりそうですが今から生活環境を整える事で、少しでも症状は抑え込めるはず。まずは準備をしっかりして臨みましょう!
「部屋着」の導入とリラックス効果
自宅に戻ってもなんだか落ち着かない方は、仕事や外出から戻っても「外と同じ服装」で過ごしていませんか?外出時、衣類やカバン等に付着した花粉を部屋の中に持ち込んでしまったら自宅の中でも身体が反応してしまいます。
帰宅時には、衣類を軽く叩いて花粉を落とし、なるべく玄関近くのハンガーに掛ける。そして衣類は洗濯に回し、リラックスできる部屋着に着替えてしまいましょう。
これだけで自宅内への花粉の持ち込みを防ぎつつ、リラックス出来る衣類に変えることで心身ともに緊張を緩め自律神経を整えます。ストレスが高まる事で免疫が低下し、過敏に反応を出してしまうため穏やかな気持ちで過ごす事も重要です。
静電気対策を取り入れる
外出時の衣類をなぜ叩く必要があるか?それは衣類の静電気により花粉が付着してしまうためと言われています。特に花粉が飛び始める冬~春に掛けては、静電気が起きやすいニットなどの衣類を着用しがち。静電気対策をすることで結果として花粉も押さえられるのと、嫌な静電気の「パチっ」という痛みからも逃れられるのです。
乾燥する事で静電気は発生しやすいため具体的には以下の様な対策が考えられます。ご自身の生活スタイルやお店で買える商品で対策を練りましょう。
■保湿クリームを塗ったり部屋を加湿する
■天然繊維の衣類を着用する
■静電気放出グッズを携行し、適宜発散する
■衣類にあらかじめ、静電気を押さえるスプレー類を塗布する
筆者も体質的に静電気にも悩まされていたため、保湿する事で改善するというのは目からうろこでした。今回の記事を通して早速生活に取り入れたいと思います!
『寝る前』にできる花粉対策
朝起きた時、鼻水やくしゃみなどの症状が現れることを「モーニングアタック」と呼ぶそうです。花粉対策というと、外出時や外出する前に何かするイメージかもしれませんが「寝起きに鼻が詰まって困る」ことありませんか?
自律神経を整えて免疫を高める必要性は前述しましたが、そもそも寝苦しくて睡眠時間を確保できなかったり寝不足になっては意味がありません!実は寝る前にこそ、翌日快適に過ごすためのチャンスがあったのです。
■シャワーやお風呂は「寝る前」に済ませて、寝室に花粉を持ち込まない
■枕や頭側の寝具・床などをウェットタオルで拭き掃除する
■空気清浄機・加湿器で部屋内の空気をリフレッシュする
■布団や寝具は外干ししない
入浴を朝済ませる人や、洗濯はお日様が当たるうちに!と考える方はぜひこうしたちょっとした工夫で寝室の中へ花粉を持ち込まないよう対策してください。
まとめ
花粉に苦しむ人は数多く居ても症状もその度合いもバラバラ。重い人は日常生活に支障が出るレベルで苦しむことがあります。ご家族がもし辛い想いをされてるようでしたらこれらのすぐできるアクションを家族一丸となって取り入れて、少しでもこの春を楽に過ごせるよう協力してください!