日本には各地に難読漢字が存在しています。
2024年現在、多い苗字ランキングの1位は佐藤さん、2位は鈴木さん、3位は高橋さんです。
そして今回の問題になっている「百鬼」さんは何と17,921位・・・
全国でおよそ270人しかいない苗字です。
読み方を知っている人はなかなかいないかもしれませんが、何と読むのか見ていきましょう!
「百鬼」の読み方のヒントは・・・?
「百鬼」という苗字の由来をヒントにします。
室町時代に、三重県志摩市の名切という地名にいた「九鬼(くき)」姓の後裔が名乗ったと言われるのが「百鬼」です。
この「久鬼(くき)」家は静岡県磐田市を本拠としていたことから、現在も磐田市に多い苗字なんだそうです。
そこで「百鬼」の読み方のヒントですが、「名切」という地名が「百鬼」の読み方の由来になっています。
考えてみてください!
「百鬼」の読み方の答えは・・・
正解は、「なきり」さんでした!
漢字を見ると「なきり」とは全く想像できませんが、地名の「名切(なきり)」が由来になっているのでした。
「百」「鬼」の漢字が使われたのは、戦国時代に鬼のように百人もの首を切って今川氏の家臣が賜ったという言い伝えがあるそうです。
「九鬼」よりも多い数の「百鬼」を後裔は名乗ったんだとか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!