今回のお題は「回向」「芽花椰菜」「燦らか」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「回向」
「回向」の読み方をご存じでしょうか?
ぱっと見た印象で「かいこう」と読んでしまうと、間違いですよ。
ではいったい何と読めば良いのでしょう…?
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「回向」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 死者の供養をすること
- お供えをして回向する
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「回向」の読み方!正解は!?
正解は「えこう」です。
読めなかった人も「えこう」という言葉自体は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
自分が行った善によって他の人々も悟りの道へと導くことを「回向」と言いますが、転じて死者の供養を行うことを回向と呼びます。
また、回向は「廻向」と表記されることも。
浄土真宗では阿弥陀仏が人々に救いの手を差し伸べることを「回向」と言い、寺院への寄与のことを「回向」と呼ぶ場合もあります。
「回向(えこう)」という言葉が使われるのはおごそかな場面が多いので、読み間違いには要注意です。
2問目はこの漢字!「芽花椰菜」
スーパーに並ぶ色とりどりの旬の野菜たち。
見ているだけでワクワクしてしまいますよね。
普段私たちが野菜の名前を見かける時、たいていはひらがなかカタカナではないでしょうか?
それでも「人参(にんじん)」や「大根(だいこん)」、「胡瓜(きゅうり)」や「茄子(なす)」などは読めますよね。
ところが、普段カタカナ表記がメジャーで漢字はほぼ100%目にすることのない野菜にも漢字で和名があるのをご存知でしょうか?
「芽花椰菜」は、まさにその1つです。
何と読む野菜なのか、さっそく探っていきましょう!
「芽花椰菜」の読み方のヒントは・・・?
それでは、この野菜についてのヒントです!
- 原産国は地中海周辺の地域です。日本には30年ほど前に普及したばかりです。
- 日本の生産量トップは、北海道です。
- 緑色で癖が無く、子供でも食べやすい野菜です。
- 茹でてマヨネーズをつけたら最高!
もう分かりましたか?
「芽花椰菜」の読み方の答えは・・・
正解は、「ブロッコリー」でした!
ブロッコリーの食べる部分は、つぼみ状の花の部分と茎なのです。
そのため「芽」「花」という漢字がついているんです。
「椰菜」は「やさい」という意味です。
ちなみにブロッコリーとよく似ているカリフラワーは「花椰菜」と書きます。
漢字も1文字違いだなんて面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「燦らか」
「燦らか」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(ほがらか)ではありません。鮮やかで美しいという意味です!
ちなみに「燦めく」と書くと(きらめく)と読みます。
「燦めく」になると、鮮やかで美しい上に光り輝くという意味合いになります。
「燦らか」も、一度くらいは口に出して使った事があるんじゃないでしょうか?
さて、「燦らか」と書いてなんと読むでしょうか?
「燦らか」読み方のヒントは?
「燦らか」は、はっきりとした明るい様子を含んだ鮮やかで美しいもの、という事です。
キラキラと光り輝くものを見た時などに使います。
「燦」の漢字が難しいので「燦」の使い方も少しご説明します。
「夜空に星が燦(きら)めく」
と使ったり、
「燦」の漢字をふたつ繋げて「燦燦」(さんさん)ともいいます。
「太陽が燦燦(さんさん)と降り注ぐ」
のように使います。
イメージできましたか?
もうひとつヒントをいうと「燦らか」を耳で聞いた時は、一瞬違う漢字をイメージしてしまうかもしれません。
「燦らか」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇らか」です!
さて、もうわかりましたか?
耳で聞いた時には「明らか」をイメージするかも。
「燦らか」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あきらか」
です!
「あきらかに美しい」は「燦らかに美しい」と書きます。
深く考えずに「明らかに美しい」ってイメージしちゃいますよね。
ぜひ、覚えておきましょう。