今日の難解漢字は
「手懐ける」
「阿房鳥」
「配」
「陸でなし」
「赤卒」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「手懐ける」です!
- 2 「手懐ける」読み方のヒントは?
- 3 「手懐ける」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「手懐ける」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「阿房鳥」です!
- 6 「阿房鳥」読み方のヒントは?
- 7 「阿房鳥」読み方のもうひとつのヒントは?
- 8 「阿房鳥」の読み方、正解は・・・
- 9 3つ目の漢字は「配」です!
- 10 「配」の読み方のヒントは・・・?
- 11 「配」の読み方の答えは・・・
- 12 4つ目の漢字は「陸でなし」です!
- 13 「陸でなし」読み方のヒントは?
- 14 「陸でなし」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「赤卒」です!
- 16 「赤卒」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「赤卒」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「手懐ける」です!
「手懐ける」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「手」と「懐かしい」で「手懐ける」と書き、耳で聞けばなじみのある言葉だと思います。
動物を手懐けることができれば、満足感は大きいですね!
しかし、人間でもやってのける人がいます。
なんのために手懐けるかといえば、きっと自分のためなのでしょうが、うっかり懐いてしまいます。
さて、「手懐ける」と書いて、なんと読むでしょうか?
「手懐ける」読み方のヒントは?
根気よく、話を聞いてやったり、面倒を見たりして心を開かせて、いつの間にか自分の味方に引き入れてしまう事を「手懐ける」といいます。
自分にとって何かしらのメリットがあるからこその、執拗な誑し込み(たらしこみ)なのでしょうが、手懐けられた方はあまり気分のいいものではありません。
他にも、野良猫などの動物がなつくようにすることも「手懐ける」といいます。
「手懐ける」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇ける」です。
今回はちょっと簡単でしたか?
「手懐ける」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「てなずける」
です!
計算高い人でないと、手懐けるのはちょっと難しいかも。
ぜひ、覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「阿房鳥」です!
「阿房鳥」と書いて、なんと読むか分かりますか?
大型の海鳥で、絶滅危惧に指定されていましたが、現在では少しづつ数が増えてきているのだそうです。
それでも国の特別天然記念物には変わりはありません。
高さ約90センチ、翼を広げると2mもあるんだそうです!
ちなみに鳴き声は「ギーギー」です。
さて、「阿房鳥」と書いて、なんと読むでしょうか?
「阿房鳥」読み方のヒントは?
基本的に海の上で生活する海鳥なので、陸地が得意ではありません。
そのため、陸地で人間が近寄って来ても機敏に逃げられないのです。
人間にすぐ捕獲されることから、「阿房鳥」と名付けられたそうです。
なんとなく漢字からもイメージできましたでしょうか?
「阿房鳥」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「阿房鳥」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あほうどり」
です!
阿房鳥は翼が大きすぎて陸地には向いていないそうです。
しかし産卵期には陸地に上がらなくてはならないので、阿房鳥ももどかしいと思います。
ちなみに「アホーアホー」と鳴くのはカラスです!
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「配」です!
「配」という漢字は、難しい漢字ではありませんよね。
小学校3年生で習う漢字なんですよ。
一文字で読むなら「はい」しかないと思いますが・・・
実は、別の読み方があるんです。
何と読むのか?
さっそく見ていきましょう!
「配」の読み方のヒントは・・・?
それでは改めて、「配」の漢字の意味を調べていきましょう。
- くばる・割り当てる・分ける・・・(例)配分・分配など
- 並べる・並ぶ・・・(例)配膳・配付など
- 従える・・・(例)支配など
- 島流しにする・・・(例)配流など
- そわせる・夫婦にする・夫婦になる・・・(例)配偶者など
「配」と言えば「配る(くばる)」という意味で使われることが多いですが、さまざまな意味があるんですね。
そして意外なのが⑤の「添わせる・夫婦にする・夫婦になる」という意味です!
この意味こそが「配」の読み方のヒントですが・・・
分かりましたか?
「配」の読み方の答えは・・・
正解は、「つれあい」でした!
「配(つれあい)」とは、配偶者のことです。
夫婦間でお互いの事を第三者に話す際などに「うちの配(つれあい)が・・・」などと使います。
よい配偶者の事を呼ぶ「佳配(かはい)」という言葉もあるんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「陸でなし」です!
「陸でなし」と書いて、なんと読むか分かりますか?
耳でも聞くし、書くこともあるかも知れませんが、たいてい平仮名で書かれています。
まさか漢字があるとは知らなかった! という人の方が多いのではないのでしょうか?
さて、「陸でなし」と書いてなんと読むでしょうか?
「陸でなし」読み方のヒントは?
まず、「陸」という漢字ですが、読み方がいくつかあります。
おか・りく・ろく・くが。
もう答えが分かったかもしれませんね。
漢字で書いているのを見る時は「碌でなし」と書かれているのではないでしょうか?
実は「碌でなし」は当て字で、本当は「陸でなし」と書くのが本当です。
「陸」(ろく)は土地が平らということで、性格がまっすぐで素直という意味になり、素直じゃない、曲がった性格のひねくれものという事で「陸」がない・・・「陸でなし」となったといわれています。
そこから、役に立たないような人のことを「陸でなし」というようになったのだとか。
さて、読み方もわかりましたか?
「陸でなし」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ろくでなし」
です!
「ろくでなしが人の陰言」なんてことわざもある位、ろくでなしは嫌われていました。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「赤卒」です!
「赤卒」・・・「赤」と「卒」、どちらも簡単な漢字なのに組み合わさると難読漢字になってしまうパターンの言葉ですね。
「赤」がつく言葉には色々あります。
「赤飯(せきはん)」や「赤鉛筆(あかえんぴつ)」など、色の赤を表すだけではありません。
収入よりも支出が多くお金が足りないことを「赤字(あかじ)」、注意を喚起する意味で「赤信号(あかしんごう)」などと使われることもありますよね。
それでは「赤卒」とは何と読む、どんな意味の言葉なのでしょうか?
「赤卒」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
「赤卒」は、赤い生物の名前なんです。
赤い生物、あなたは何を思い浮かべますか?
思いつかない人は、「卒」という漢字をよくよく眺めてみてください。
その生物の形に見えてくるかもしれませんよ・・・!
「赤卒」の読み方の答えは・・・
正解は、「あかとんぼ」でした!
「卒」という漢字、よく見ているうちにとんぼが羽を広げた形に見えませんか・・・?
ちなみに「せきそつ」と読んでもアカトンボの意味を表します。
俳句で使う時の「赤卒(あかとんぼ)」の季語は・・・もちろん秋ですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!