今回は「鬱金」「赫々」「限り限り」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「鬱金」
現在の社会は悩みがたくさんあって、気に病むことが多いですよね・・・。
気持ちがずっと落ちこんでいると、「鬱病(うつびょう)」になりがちな現代人ですが、そんな「鬱」に真逆の「金」という漢字が組み合わさった「鬱金」。
なんだか、現代人に向けてのメッセージのような気もしますが、「鬱になっても金!」という前向きなイメージを大切に、「鬱金」の読みを推測していきましょう!
「鬱金」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはまさに社会人の味方です!
ヒント➁ 「〇〇ン」の3文字です。
ヒント③ 二日酔いにはコレ!
「鬱金」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ウコン」です!
「鬱金」とは、社会人には避ける事ができない、会社の飲み会で酔い潰れた翌日にぐいーっと飲む、アレですwww。
正式には、ショウガ科ウコン属の多年草のことであり、皆さんが1回は飲んだことがある「ウコンドリンク」はその生薬を成分とした飲料のことですね。
英語では、「ターメリック」と呼ばれており、カレーなどのスパイスとしても有名ですね。
カレーから連想される通り、ウコンの色は黄色であり、「鬱金」の語源もこの黄色からきています。
でも、まさに「鬱な気分になっても金!」になれる「ウコン」なので、色からくる漢字より、意味から当てた漢字の方がしっくりくるような・・・。
2問目はこの漢字!「赫々」
「赫々」
これ、何と読むかわかりますか?
普段はなかなか使わない言葉な上に、
漢字自体も見慣れないですよね…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「赫々」読み方のヒント!
「赫々」は、普段はあまり使わない言葉ではあります。
言葉自体はさまざまな意味合いを持ちますが、
とっても明るい言葉です。
「名声赫赫」などの四字熟語としても使われています。
さて、読めたでしょうか?
「赫々」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「かっかく/かくかく」
です!
「赫々」は、
「赤く光り照り輝くさま」という意味の言葉です。
簡単に言うと「さんさん」や「キラキラ」などに近い言葉なんです!
また、その輝く様子から転じて、
「功名・声望などが立派で目立っている様子」を表すこともあります。
なぜ「かっかく」と「かくかく」の2つ読み方があるかというと、
場面によって読み方が変わるからなんです。
「赫々」と、これ単体で使う場合は「かっかく」、
「名声赫赫」と、四字熟語で使う場合は「かくかく」と読みます。
ちなみに「名声赫赫」は
「世間でも良い評判が大変良く、盛り上がっている様子」を表します。
会社でのスピーチや報告などで使えると、かっこいい四字熟語です!笑
これを機にしっかり覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「限り限り」
「限り限り」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字のイメージでは「今回限り、今回限りは特別ですよ!」という感じがしますが、
実はそのまま読みます。
しかし(かぎりかぎり)ではありません。
さて、「限り限り」と書いて、なんと読むでしょうか?
「限り限り」読み方のヒントは?
「限り限り」とは、限度いっぱいで、それ以上余地がないことをいいます。
使われる例としては
「今月もやりくりが限り限り。」
「やることが多くてキャパオーバーまで限り限り。」
「太ってしまってスカートのボタンが限り限り。」
「限り限り閉店間際に行けば半額商品がある。」
などなど、普段から使っている言葉です。
誰でも結構、限り限りで生きていると思いませんか?
他にも
「限り限りまで布団の中で居たい!」
なんて切実な声も。
書く時にはカタカナで書くことが多いですね。
ひらがなにすると「〇り〇り」です。
さて、もうわかりましたか?
「限り限り」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ぎりぎり」
です!
限り限りも結構ストレス溜まります。
ぜひ、覚えておきましょう。