今回の難読漢字は「携える」「雄蕊」「沈菜」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「携える」
携帯を触らない日はない!という人が多いのではないでしょうか?
「携帯どこに置いたっけ?」なんて探したり、「携帯の充電しなきゃ」なんて言ったり。
正式名称は「携帯電話」だけど、略して「携帯」って呼んじゃいますよね。
そんな身近な存在の「携帯」ですが、「携える」は何と読むのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
「携える」の読み方のヒントは・・・?
「携帯電話」だけでなく、「携帯トイレ」や「携帯歯ブラシ」、「携帯ポーチ」など・・・
「携帯」とは、「身に付けたり手に持ったりして持ち運ぶこと」です。
「携える」も同じ意味ですよ。
読み方はひらがなで「〇〇〇える」の5文字です!
もう、分かりましたか?
「携える」の読み方の答えは・・・
正解は、「たずさえる」でした!
「持ち歩く」「持ち運ぶ」と同じような意味ですが、「手土産を携えて訪問する」のように使うと上級者な雰囲気がしますよね。
さらに「携える」には「連れ立って歩く、伴う」という意味もあり、「家族を携えて赴任先に渡米する」のように使います。
さらに「手を取り合う・協力する」と言う意味もあって、「手を携えて歩く」「互いに手を携えて研究を進める」などと言います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「雄蕊」
「雄蕊」
これ、何と読むかわかりますか?
実は小学校の理科の授業で、
必ず習う言葉なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「雄蕊」読み方のヒント!
「雄蕊」は、とあるものの部分の名称です。
小学校の理科の授業では必ず習います!
「雄蕊」と同時に「雌蕊」も習っています。
もちろん、教科書ではひらがなで書かれていますが…
漢字に引っ張られて「おしん」なんて読んでは不正解!
さて、あなたは何と読みましたか?
「雄蕊」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「おしべ」
です!
「雄蕊」は、
「被子植物の花を構成する要素の一つで、花粉を出している部分」のこと!
「雌蕊」はもちろん「めしべ」のこと。
おしべから出した花粉が、虫などを媒介してめしべに付くと
受粉という状態になり、実や種を作ります。
とても基本的な植物の仕組みなので、
必ず小学校で習っていますよね。
でも、漢字で書くとこんなに難しいだなんて、知らない方も多いのでは?
「蕊」自体で「しべ」や「ずい」と読み、
この漢字一つで「おしべとめしべ」という意味を持ちます。
漢字を見かける機会は少ないかもしれませんが、
スッと読めるとかっこいい「雄蕊」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「沈菜」
「沈菜」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(ちんな)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「沈菜」読み方のヒントは?
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。
ある食べ物の名前で、大好きな人も多いと思われます。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「沈菜」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「キ」です。
日本の食べ物ではないのですが、近年その辛さや発酵食品としてとても人気があり、そのまま食べる以外にも鍋にしたり炒めものにしたりと、使われることが多い食品です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「沈菜」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「キムチ」
です!
「沈菜(キムチ)」は韓国発祥の食品で、一般的には白菜と唐辛子、ニンニク、生姜、塩辛などを一緒に漬け込んだものです。
白菜の代わりに大根やキュウリなどを漬け込んだ「カクテキ」や「オイキムチ」なども人気がありますね。
豚キムチ炒めやキムチ鍋など、現在の日本ではもはやその存在は欠かせない定番の人気食品となっています。
独特の辛味や酸味を持つ発酵食品ということで、辛味のカプサイシンや発酵の乳酸菌といったものが含まれており、食欲の増進や免疫力アップなどの効果があると言われているため、健康的な食生活を送る人たちからの注目度も非常に高いですね。
キムチの名前の由来は、野菜の塩漬けを意味する沈菜(チムチェ)という言葉だそうです。
元々は単なる塩漬けだったそうですが、いつしか唐辛子が使われ始めて、今のような辛い漬物となったとのこと。