今日の難解漢字は
「杖朝」
「窒扶斯」
「演繹」
「鍵盤」
「捧読」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「杖朝」です!
- 2 「杖朝」の読み方のヒントは・・・?
- 3 「杖朝」の読み方の答えは・・・
- 4 2つ目の漢字は「窒扶斯」です!
- 5 「窒扶斯」読み方のヒントは?
- 6 「窒扶斯」読み方のもうひとつのヒントは?
- 7 「窒扶斯」の読み方、正解は・・・
- 8 3つ目の漢字は「演繹」です!
- 9 「演繹」の読み方のヒントは?
- 10 正解は…
- 11 「演繹」の意味は?
- 12 4つ目の漢字は「鍵盤」です!
- 13 「鍵盤」読み方のヒントは?
- 14 「鍵盤」の読み方、正解は・・・
- 15 5つ目の漢字は「捧読」です!
- 16 「捧読」読み方のヒントは?
- 17 「捧読」読み方のもうひとつのヒントは?
- 18 「捧読」の読み方、正解は・・・
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「杖朝」です!
「杖朝」は、「つえあさ」としか読めない!
・・・そう思ってしまう人も多いのではないでしょうか?
さらに「杖」と「朝」が組み合わさった言葉「杖朝」が、どういう意味なのかも想像がつかないですよね。
何と読むのか?
どういう意味なのか?
さっそく見ていきましょう!
「杖朝」の読み方のヒントは・・・?
「杖」も「朝」も、訓読みではなく音読みします。
「杖」の訓読みは「つえ」だと分かっても、音読みは・・・?という方も、「朝」の音読みは分かるのではないでしょうか?
そうです、「ちょう」です!
そして「杖朝」の読み方は、ひらがなにすると「〇〇〇ちょう」の6文字になります。
考えてみてください。
「杖朝」の読み方の答えは・・・
正解は、「じょうちょう」でした!
「杖」の音読みですが、視覚障害のある方が使用する杖を「白杖(はくじょう)」ということから推測した人もいるのではないでしょうか?
気になる「杖朝(じょうちょう)」の意味ですが、満60歳を「還暦」、満88歳を「米寿」と呼ぶような年齢を表す言葉の1つなんです。
「杖朝」はずばり、80歳の呼び方。
儒教の経典「礼記・王制篇」に書かれている古代中国で使われていた言葉で、「80歳になれば朝廷でも杖を突くことを許された」ことから「杖朝」が80歳の呼び方になりました。
ちなみに「杖国(じょうこく)」は70歳の呼び方。
「70歳になれば国中つえを突くことが許された」ことから、70歳を意味しています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「窒扶斯」です!
「窒扶斯」読み方のヒントは?
「窒扶斯」読み方のもうひとつのヒントは?
「窒扶斯」の読み方、正解は・・・
3つ目の漢字は「演繹」です!
本日の難読漢字は…
「演繹」です!
哲学や思想が好きな人はピンとくるかもしれません。
あなたは何と読みますか?
「演繹」の読み方のヒントは?
1.「演繹」をひらがなにすると4文字になります。
2.「演繹」の類語には「推論」「展開」「関連」などがあります。
3.『前提から演繹してゆくところは理論的だし鋭敏だ。』エドガー・アラン・ポー「マリー・ロジェエの怪事件」
正解は…
正解は「えんえき」でした!
「演」の音読みは「エン」、訓読みで「演べる(のべる)」「演う(おこなう)」。
「繹」の音読みは「エキ」、訓読みで「繹ねる(たずねる・つらねる)」「繹なる(つらなる)」です。
「演繹」の意味は?
「演繹」とは、情報を関連付けることで必然的に結論を導き出す思考法。
すでに知られている法則や誰もが納得できる一般論やルールを大前提として、そこから論理を積み重ねて結論を出す手法です。
演繹法で有名なのは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスが確立した三段論法ですね。
大前提:すべての人間は死すべきものである
小前提:ソクラテスは人間である
結論:ゆえにソクラテスは死すべきものである
ちなみに、大前提から始まる演繹法とセットで語られることの多い帰納法は、結論から始まります!
4つ目の漢字は「鍵盤」です!
「鍵盤」と書いて、なんと読むか分かりますか?
鍵の盤と書いていますが、難しい事は何もなく、誰でも触ったことのある物のことです。
子どもから大人まで使いますが、特に子どもが使いますね。
大人になってからも馴染みが深い人も居ますが、そこまで行くとプロレベルなのかも!
さて、「鍵盤」と書いてなんと読むでしょうか?
「鍵盤」読み方のヒントは?
「鍵盤」は、楽器についているアレのことです。
ピアノや鍵盤ハーモニカ、子供のころ触ったことがありませんか?
「鍵盤」の意味は、操作媒体である鍵を並べたものなんだそうです。
目に見える鍵盤しか見ておらず、構造なんて考えた事もありませんでしたが、
鍵盤自体は操作部なんだそうですよ。
弾く人によって全く曲のイメージが変わってくるので、操作といえば操作ですが、演奏という芸術を前にしては操作という印象ではないですよね。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「鍵盤」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けんばん」
です!
鍵盤ハーモニカ、今でも吹けますか?
5つ目の漢字は「捧読」です!
「捧読」と書いて、なんと読むか分かりますか?
一見よく似ている、(ぼうよみ)は「棒読み」です。
パッと見ると(ぼうよみ)にしか読めませんが、「捧読」は立派な人しかできないかも!?
なんてったって「捧げる」「読み」なのですから。
さて、「捧読」と書いてなんと読むでしょうか?
「捧読」読み方のヒントは?
「捧読」は、目の前に高く捧げ持って読むこと、うやうやしく読み上げることです。
改まった気持で襟を正して読むことであり、「誓詞を捧読する」というように使います。
(誓詞(さんじ)は誓いの言葉のことです!)
生徒会長など、代表が読むイメージですね。
似ている「奉読」は姿勢を正して恭しく読むこと。謹んでお読み申し上げますということです。
「弔辞を奉読する」などと使います。
決して(ぼうよみ)とは読まないとわかりましたでしょうか?
「捧読」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「捧読」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ほうどく」
です!
ちなみに「奉読」も(ほうどく)と読みます。
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!