「一揖」の読み方をご存じですか?
「揖」には「揖保川(いぼがわ)」という地名がありますが「いちい」と読んでしまうと間違いになります。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「一揖」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「いち○○」の4文字
- 音読みです
- 神社で見かけることがある言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「一揖」の読み方、正解は・・・
正解は
「いちゆう」
です!
「揖」には「ゆう」や「ゆず(る)」という読み方があり「会釈する」という意味があります。
「一揖」と「一」がつくと一度会釈をする、軽くおじぎする、というような意味になります。
「二礼二拍手一礼」と「一揖」
神社の参拝時には「二礼二拍手一礼」という作法があります。
(神社によっては「二拝二拍手一拝」とも呼びます)
こちらを丁寧にすると、前後に「一揖」が入り「一揖二礼二拍手一礼一揖」となります。
「礼」と「揖(会釈)」の違いは上体を傾ける角度と言われており、普通の礼は30度くらい、会釈は15度くらい傾けると言われています。
最初に礼をする前に一揖し、最後に一揖することでより丁寧になるということですね。
「一揖」の読み方と一緒に「一揖二礼二拍手一礼一揖」も覚えておいて、次神社に行った時思い出してみてくださいね。