「鵯」を何と読みますか?
鴨(かも)に似ていますが、ちょっと違いますね。
難読漢字にチャレンジ!
「鵯」の読み方のヒントは?
1.「鵯」をひらがなにすると4文字になります。
2.「鵯」は俳句で晩秋の季語です。
3.『鵯でも啼いたような、笛の音がしたんです』吉川英治「神州天馬侠」より引用
4.「鵯」をイタリア語にすると「aringa」、ドイツ語では「Hering」です。
正解は…
正解は「ひよどり」でした!
「鵯」は、スズメ目ヒヨドリ科属の鳥類です。
全長27.5cm前後でややほっそりとしており、日本・サハリン・台湾などに生息しています。
チャームポイントは頬に褐色の部分があるところ!
国内では樹木の多い公園や都市部で見かけることが多いでしょう。
人になつきやすいので平安時代は貴族のペットとして人気がありました。
俳句では晩秋の季語とされています。
『鵯もおどろき我もおどろきぬ 』 川端茅舍
「鵯」の音読みは「ヒ・ヒツ・ビチ」、訓読みは「ひよ」「ひよどり」、漢検1級19画の漢字。
「ひよどり」という可愛らしい名前の由来には諸説あり、ひとつは「ヒーヨ!ヒイーヨ!」という甲高い鳴き声からきているというもの。
もうひとつは古名「稗鳥(ひえどり)」が転じたという説です。