睡眠前のリラックスタイムに、アロマを使ってみたいけど、なんだか難しそう…という方のために、初めてでも手軽にできるアロマの使い方をまとめてみました。
アロマに興味のある方、また、簡単に始めてみたいという方は、ぜひご一読ください。
目次
「アロマ」「アロマテラピー」って何?
「アロマ」というのは「香り、芳香」の意味で、「アロマテラピー」の略でとしも使われます。
アロマテラピーとはアロマオイル(精油)を用いて、香りを楽しみながら心身のバランスをとり、健康や美容を増進する民間療法のことを言います。
香りが鼻から脳に伝わり、身体全体へと作用するのです。
快適な睡眠を得るためにも、睡眠前に身体がよりリラックスした状態を作ることが大切だと言われています。
その際に効果があると言われていることの一つが「アロマ」を取り入れることです。
睡眠のアロマ① アロマオイルを使わない方法
今までの話で、「アロマ」って少し敷居が高いと思ってはいませんか?
そんなことはありません。まず、アロマオイルを使わない「アロマ」としておすすめしたいのが、ラベンダーのポプリなどが入ったアイピローやアロマスプレーです。
アイピローは、就寝時に目の上に置いたり、枕元におくだけでもほのかに香り、リラックスすることができます。また、最近はマスクスプレーとしても、よく目にするようになったアロマスプレーですが、こちらは寝具や寝室空間に直接スプレーすることで、香りを部屋全体にいきわたらせることができます。
アロマキャンドルは灯りをともして、香りと灯りを楽しみます。
それぞれの商品に使用方法が記載されておりますので、使用方法をしっかりと守ってご使用ください。
睡眠のアロマ② アロマオイルを使う方法
続いて、アロマオイルを用いる場合です。
最近では、ダイソーなどの100円ショップでもアロマオイルは手に入ります。
まずは試してみたい、という場合は100円ショップのもので十分です。
香りはたくさんありますが、ラベンダー、ベルガモット、サンダルウッドなどがリラックスにはおすすめです。
睡眠時に有効なアロマオイルの使い方① 香りをかぐ
一番手軽なアロマオイルの楽しみ方は、ハンカチやティッシュに直接たらして香りをかぐ方法です。
アロマオイルを1,2滴、ハンカチやティッシュにたらし、枕元に置いてみましょう。
アロマオイルはシミとなることがありますので、ハンカチを使う際には、濃い色のものを選んだり、汚れてもいい布を選びます。
もっと本格的に楽しみたい方は、アロマポットやアロマディヒューザーの購入を考えてみるとよいでしょう。
睡眠時に有効なアロマオイルの使い方② 入浴時に使う
全身浴の場合には浴槽にアロマオイルを1~5滴、
半身浴の場合には浴槽にアロマオイルを1~3滴、
手浴や足浴の場合には、お湯をはった洗面器などにアロマオイルを1~3滴たらします。
アロマオイルと水は混ざりにくいため、十分にかき混ぜる必要があります。
お風呂につかるだけでも副交感神経を優位にすることができますが、アロマオイルを利用することで、さらなるリラックス効果を期待できます。
この際、柑橘系の精油は紫外線に当たるとシミなどの原因になるため、控えましょう。
アロマオイルを使う時の注意事項
以上が、初めてでも簡単に行える睡眠前のアロマの使い方です。アロマオイルを使う上で、注意事項があるので、以下は必ず厳守してください。
アロマオイルの原液を直接肌につかわないこと
アロマオイルを飲用しないこと
お子様やお年寄り、妊婦、持病をお持ちの方がアロマオイルを使う際には専門家に相談すること
睡眠のアロマの使い方のまとめ
睡眠前に心身ともにリラックスさせるためにも、アロマの活用は有効です。
1.ポプリの入ったアイピローやアロマスプレーで寝室や枕元で香りを楽しむ
2.アロマオイルをティッシュやハンカチにたらし枕元で香りを楽しむ
3.睡眠前の入浴時に浴槽にアロマオイルをたらし、香りを楽しむ
初めてでも手軽にアロマを楽しめる方法として、以上を紹介しました。
気軽にはじめて、豊かな睡眠時間をお過ごしくださいね。
参考文献:森川理恵 2003 『はじめてのアロマテラピーBOOK』 成美堂出版