「睡眠の質を上げるために寝具を見直さないと!」と考えたり、「新しい睡眠改善サプリがあるから試してみよう」などと足し算ばかりを意識してることってありませんか?
まるでクリスマスプレゼントを開ける子供の時のようなワクワク感があり、楽しいものですが、大人には厳しい現実が立ちはだかっているのも事実。
そう、予算と時間が限られているという世知辛い事実です。
そこで今回は誰でも今日からできる「睡眠の質を下げてしまう行動」をご紹介します。お金も手間もかけずに今の生活生活習慣のベースラインを上げるのに参考にしてください。
目次
睡眠の質を改善したいなら、改善するな!
ダイエットのためにジムに通い汗だくになるまで運動をした後にビールを飲み、ラーメンを楽しむ人はいませんよね。
だって、せっかくの運動が無駄になりますから。
プラスになる行動の前にはマイナスになる行動を修正していくとより効果的ですし、人によってはそれだけで問題が解決されることもあるでしょう。すると限られた時間とお金を他の興味のあることに使えるようになるのでQOLも上がり人生が楽しくなります。
睡眠だって同じです。
では、具体的に睡眠の質を下げる行動を見ていきましょう!
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動とは
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動は次の7つです。
- テンションが上がる音楽を楽しむ
- 寝る前の運動
- 揚げ物を食べる
- 寝る前のコンビニでの買い物
- 寝る前のデジタルデバイスの使用
- 喫煙
- 飲酒
順番に解説していきますね。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動1.テンションが上がる音楽を楽しむ
まさか夜中にロックを聴いたりしてないですよね?テンションが上がる音楽は確かに聴くと元気になりますし、作業もはかどりますよね。
しかし、寝る前に聴くべき音楽ではありません!
夜は回復の時間。興奮するような音楽は控えて気持ちが落ち着くを選ぶようにしましょう。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動2.寝る前の運動
運動不足を解消したくて早起きして筋トレやランニングをこなしてシャワーを浴びて颯爽と出社!
こんな絵に書いたような充実した生活を送れればいいのですが、現実は時間に追い立てられるような毎日という人が多いことでしょう。
そこで何とかして運動不足を補おうと帰宅前にジムに寄る社会人はよく見かけますよね。
しかし、あまりにも遅い時間だと刺激が強すぎて睡眠の質が下がってしまいます。これでは運動による負荷を回復できないので本末転倒。
どうしても時間がないようならば、エレベーターを使わずに階段を使う、早歩きをする、ひと駅分は歩くなどちょっとした工夫で運動不足を補いましょう。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動3.揚げ物を食べる
寝る前の揚げ物は最悪です。休みたいのはあなただけではなく、内臓だって同じ。夜になり1日頑張った胃腸も休むつもりだったのに唐揚げなど打ち込まれようものなら発狂しますよ。
あなたも金曜日の夕方の退社前に重たい案件が振られたら週末はしっかり休めませんよね。
寝る3時間前からは何も食べないようにして身体を回復モードにしましょう。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動4.寝る前のコンビニでの買い物
買える時間が遅くなってしまったから、帰り道にコンビニでサクッと買い物を済ませようという経験は誰にでもあるはず。
遠くからでも「あっ、コンビニがある!」と分かるくらい見つけられて助かりますよね。
でも、それだけ見つけやすいのは証明が明るすぎるから。明るすぎる光を浴びると脳は「今は日中か。活動モードにしとかないとな!」と勘違いをしてしまいます。
寝たい気持ちと裏腹に脳はヤル気満々。これでぐっすり眠れるわけがないですよね。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動5.寝る前のデジタルデバイスの使用
先程のコンビニと関連することですが、スマホやタブレットのディスプレイは明るすぎるので脳が覚醒してしまいます。
最低でも1時間前にはデジタルデバイスは使わないようにしましょう。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動6.喫煙
「タバコを吸うとリラックスする」とは喫煙者が口を揃えて言う言葉ですが、半分本当で半分嘘です。
ニコチンには鎮静作用と覚醒作用という相反する作用があります。
やっかいなことに覚醒作用のほうが強いので睡眠前の喫煙は絶対にやめましょう。
睡眠の質をヤバイくらい下げる行動7.飲酒
寝る前の飲酒が睡眠によくないのは言わずもがなですよね。
喫煙と同じく一時的にはリラックスできても、その後に待っているのは覚醒。
結局睡眠の質は下がってしまうので避けるべき行為です。
とはいえ、お酒って美味しいので飲みたいですよね。睡眠の質を下げない寝酒については下記の記事で解説してるので御覧ください。
私の寝る前の行動【静かに過ごそう】
参考までにドラッグストアで睡眠サプリをテストするなどしてきた私がたどり着いた夜の過ごし方をご紹介します。
寝る1時間前にやっていることは次の通り。
- 紙の本を読む
- 自然音を聴く
- 瞑想をする
- 日記を書く
- YouTubeを聞き流す
どれもあまり「刺激」がないのがポイントです。
どうしてもスカッとしたい時はお酒を飲みたい時もありますが、そんな時は炭酸水を飲むようにしてやり過ごしています。もちろん、たまにはハメを外してお酒を飲みつつ映画鑑賞などしたりすることもありますが…。
悪い習慣を見直して睡眠のベースを引き上げよう
睡眠の質を上げるためにサプリを購入したり、寝具を買い換えるのも効果的です。
穴の空いたバケツにどれだけ水を流し込んでも溜まることのないように生活習慣に穴があってはせっかくのサプリや寝具も効果を発揮できません。
今回の記事で紹介した内容はどれも当たり前といえば当たり前のことばかりで知ってることが多かったかと思います。
しかし、「実践できていますか?」と問われれば胸を張って「イエス!」と答えられないのではないでしょうか。
地図を持っていることと、実際に道を歩いてみることには驚くくらいの差があります。
さぁ、今日から穏やかに過ごしましょう!