会社で上司に嫌味を言われたり、友人や恋人と喧嘩してで嫌な気分になってふと寝る前に思い出してイライラして眠れなくなることってありませんか。「寝る前は無心になるといい」と聞いたことがありますが、寝る前に限って嫌なこと思い出してしまったり、イライラしてしまうことって多いでは?
なぜ前にイライラすると眠れなくなってしまうのでしょうか。今回は、イライラして眠れない原因やイライラで眠れないときの対処法について、解説していきます。
イライラして眠れない原因
「寝る前」イライラして眠れない原因について2つあげてみました。
ストレス
普段感じているストレスの影響により、自律神経の働きが正常に切り替わることなく、夕方になっても副交感神経(リラックスモード)に切り替わることなく、交感神経(活動モード)が優位になった状態ままでは、リラックスできずに眠れなくなってしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱る原因として、女性ホルモンの変化です。女性ホルモンの影響で月経周期にともなうエストロゲンとプロゲステロンの変化により、睡眠が浅くなると言われています。
その他にもストレス過多になるとコルチゾールの分泌が増え、甲状腺ホルモンの分泌や、脳下垂体のホルモン分泌を促進し交感神経を亢進させイライラする原因になります。
眠れない夜の対処法とは
【深呼吸の方法】
イライラする気持ちを落ち着かせるためには、深呼吸がおすすめです。深呼吸は自律神経の働きを正常に戻す働きがあります。
深呼吸は、吸う息は短くし、吐く息が長くすることで副交感神経が優位になると言われています。寝る前にリラックスした状態にするためには、副交感神経を高めることで大切です。
⑴ゆっくり息を吸いながら4つ数える
⑵ゆっくり息を吐きながら8つ数える
⑶深呼吸を5セット繰り返す
筋弛緩法
イライラしている状態は身体が緊張してしまっている状態になります。そんな状態からリラックス状態にする方法として筋弛緩法がおすすめです。
⑴肩・腕・足など体の一部分に5~10秒間力を入れる
⑵そして一気に力を抜き、その状態のまま10秒~15秒ほどリラックスする。(休憩)
⑶この動作を3回程度繰り返す
⑷緊張状態からリラックス状態を繰り返すことで体が緩み、気分が落ち着くことでリラックスすることができます。
まとめ
寝る前にイライラして眠れない夜の対処法について解説してきましたが、いかがでしょうか。寝る前に色々考えてしまうことはよくあることですが、それが気分が悪くなることだったり、イライラすることだったりしてしまうと自律神経やホルモンのバランスが乱れてしまい、睡眠の妨げになってしまいます。そんなときは、今回ご紹介した対象法を実践してみてくださいね。