睡眠の質を上げる

朝ご飯に白米がオススメ!睡眠の質を高めて快適な眠りをめざそう!

毎朝、きちんとご飯を食べていますか?

特に寒い季節になると布団からなかなか出ることができずに支度に時間がかかってしまい、

「時間がないからご飯はいらない~!」とつい、朝食を抜いてしまっていませんか?朝食を抜いてしまうと空腹で午前中のパフォーマンスを低下させてしまい、健康にも影響がでてしまいます。また、朝食をパンで済ませている方もご飯に変えることで睡眠の質を上げるメリットがあります。それ以外にも健康に嬉しい効果があります。

今回は「朝食に白米を食べる」メリットについて紹介させていただきます。是非、参考にしていただき、白米生活はじめてみましょう。

白米を食べるメリット

日本人の主食である「お米」ですが、日本人の「お米離れ」は年々進行しているんです。昭和37年度の118kgの消費量をピークに減少傾向となり、特に、近年ではピーク時の半分以下にまで減少していると言われています。でも、「お米」は美味しいだけではなく、お米を食べることでメリットがたくさんあるんです。

①腹持ちが良い

お米は粒になっているため、よく噛んで食べることで満腹感を得やすくなります。
また、ゆっくり食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができます。ちなみに血糖値が上がるまでに15分~20分程度かかるとされています。

②消化吸収もよい

お米はパンや麺類と違い、粒のままで食べることでゆっくりと消化しながら吸収されます。このため体に脂肪を貯めるホルモンの分泌がゆるやかになり、体脂肪の蓄積を抑えてくれる効果が期待できます。

③腸内環境を整える

お米には、腸内環境を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれています。またレジスタントスターチには、整腸作用があり、腸内環境を整えてくれます。

④栄養素をとりやすい

お米には、炭水化物やたんぱく質、脂質など体を動かす栄養素がたくさん含まれていて、 おまけに消化吸収率は98%と高く、精白米(100gあたり)の熱量は356キロカロリーにもなります。 また、不足しがちな栄養素がパンに比べて取りやすいのもメリットです。

ご飯を食べることで睡眠に役立つ

お米にはたんぱく質が多く含まれ、アミノ酸の一種であるトリプトファンも入っています。トリプトファンは体内時計を調整する効果があるため、朝からご飯を食べることで体内時計がリセットされ、すっきりと目覚る効果が期待できます。

お米は朝・昼・晩3回食べた方がいいの?

朝食にお米を食べると、昼と夜の食事後の血糖値を安定させ、昼食にお米を食べると腹持ちが良くなり、間食を防ぐ効果があります。夕食は、睡眠の妨げにならないように食べることで睡眠の質が良くなり、朝すっきり目覚めることができます。

おすすめの朝ご飯

バランスのとれた朝ご飯を以下に挙げていますので参考にして下さいね。

ご飯 白米は炭水化物で脳を目覚め、白米の代わりに玄米を選ぶと、ビタミンB群を摂取できます。
味噌汁 具材に豆腐を入れるとたんぱく質、野菜を入れるとビタミンが摂取できます。
卵焼き 朝の食事に欠かせないたんぱく質を摂取できます。
たんぱく質や良質な脂質だけでなく、アスタキサンチンやビタミンなども豊富で 朝食のご飯をエネルギー源にしやすく、免疫力を高めることができます。
漬け物 腸内の善玉菌を増やすのに良い発酵食品がおすすめです。

まとめ

日本人に欠かせない「お米」には、たんぱく質が多く含まれ、アミノ酸の一種であるトリプトファンも含まれているため、朝食でご飯を食べることで体内時計がリセットされ、すっきりと目覚める効果が期待できます。1日の始まりである朝食は欠かせないことであり、健康維持にも役立ちます。忙しいときでもきちんと朝食は摂るように心がけていきましょう。