皆さんは「糖質制限ダイエット」をしたことがありますか?実は、糖質制限ダイエットには、体重の減少する目的以外に睡眠の質を上げる効果があることをご存知でしたか?自分の理想とする体型と快適な睡眠が同時に得られるなら、「やってみようかな?」と思う方もいるのではないでしょうか?今回はそんな「糖質制限と睡眠」について詳しく解説していきます。糖質制限のポイントについても是非参考にしてくださいね。
そもそも糖質制限ってなに?
糖質とは、三大栄養素である「炭水化物」、「タンパク質」、「脂質」のうち炭水化物の一部のことを言います。炭水化物は、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分けることができます。血糖値を上げる原因の「糖質」を制限するダイエット方法になります。
「1日あたりの糖質量」70~130g(一食あたり25~40g程度)
おすすめの糖質制限ポイントを紹介
「糖質制限ダイエット」のポイントとして主食のご飯や炭水化物の量を減らす代わりに、糖質量が低い野菜・魚介類や肉類などで栄養(タンパク質・脂質・食物繊維)などを摂取し、あくまでも消費カロリーはそのままで減らさないようにすること。ただ糖質制限するのではなく、あくまでも食べたいものは、食べること、糖質の量を考えながら量を調整していくことで食べたい気持ちをストレスに感じることなく、ダイエットすることができます。
《糖質制限におすすめな時間帯》
食べたいものを食べれる最適な時間は「午後2~6時の間」なので、その時間帯に食べるようにしましょう。午後2時~6時の間は、太りにくい時間になるからです。
糖質の少ない食材
糖質の少ない食材を一覧にしましたので参考にしてくださいね。
🥦野菜(100g当たりの糖質量) | |
ほうれん草 | 約0.4g |
ブロッコリー | 約0.9g |
チンゲン菜 | 約0.9g |
白菜 | 約1.5g |
きゅうり | 約1.9g |
🍗🐟肉や魚(100g当たりの糖質量) | |
牛肉 | 0.1g~0.5g (※部位による) |
豚肉 | 約0.1g~0.3g (※部位による) |
鶏肉 | 約0~0.1g (※部位による) |
鮭 | 約0.1g |
かつお | 約0.1g |
🥑果物(100g当たりの糖質量) | |
アボカド | 約0.8g |
イチゴ | 約0.7g |
桃 | 約9.2g |
グループフルーツ | 約9.2g |
スイカ | 約9.2g |
糖質制限でなぜ睡眠の質が上がる?
人間は、自分の意志と関係なく、生命維持に必要な機能を調節してくれる自律神経にがあり、その中には交感神経と副交感神経があります。日中には活発なる交感神経が優位に活動し、睡眠の時間には、副交感神経が優位なのが理想的です。
しかし、糖質を過剰に摂取してしまうことで交感神経が優位となってしまい、興奮状態が長く続いてしまい、寝つきが悪くなってしまう原因となります。そのため、糖質を抑えることで2つの神経のバランスが正常になり、睡眠の質を上げることができます。
まとめ
糖質制限ダイエットをすることで睡眠の質を上げることができ、快適な睡眠につながります。毎日食べている白米も茶碗1杯で角砂糖11個分に相当します。
しかし、糖質が高そうなサーロインステーキ1枚(150g)に含まれる糖質量は1gにも満たないのです。シンプルに主食を抜くのが効率的ですが、食べたいものを食べないダイエットはストレスとなります。失敗しないで継続させるには、好きなものを少な目に抑えながら、糖質の少ないものを食べるダイエットがおすすめです。快適な睡眠と理想的体型をめざしていきましょう。