「明日、早いから早く起きないと…。」と考えて急いで布団に入ってもなかなか寝ることができない。
しかし、そう考えれば考えるほど目がさえてきて、眠れなくなることってありますよね。気がつけば、窓の外から明かり差し込み、空は明るくなっていた…。そんな経験ありませんか?
1日は始まりは、目覚めたときの身体の調子で左右されますよね。睡眠不足になると、日中のパフォーマンスの低下につながります。そんな最悪な1日を回避するためには、眠れないときは、無理に寝ようとはせずに本をみながら気分転換をして目を閉じてみましょう。
「眠れない」と焦ってはダメ!
夜、なかなか眠れないと翌日のことを考えてしまい、「早く眠らないと」と焦ってしまうことが多いでしょう。
しかし、無理矢理眠ろうとすることは、睡眠にとって逆効果になってしまうのです。
逆に交感神経が優位になって
- いったん布団を出る
- ホットミルクを飲む
- 本を読みながらリラックスする
- 布団に戻り、目を閉じて深呼吸する
※「布団=睡眠への焦り」になってしまうため、ソファーで横になって目を閉じるのも良いでしょう。
「目を閉じる」睡眠の効果
夜、きちんと睡眠できることが一番ですが、もし眠れないときでも「目を閉じる」だけで脳の休息効果につながるんです。「目を閉じた状態」と「睡眠後」の休息効果は約70~80%の効果があると言われています。
「睡眠を取れてないのに睡眠が取れるって嘘っぽい…。」と感じてしまいますが、横になって目を閉じているだけで睡眠効果があります。
【眼球疲労回復にも効果的】
目を閉じた瞬間に涙が瞳全体に行き渡り、眼球が必要な水分や栄養が眼球全体に与えることができます。また、目を閉じることで光を遮断することができ、眼球運動を抑制することができるため、眼球の疲労回復に効果があります。
眠れないときはお昼が最適!
眠れないときは、翌日のお昼休憩で仮眠をとることがおすすめです。15分から30分程度のお昼寝をパワーナップと言います。パワーナップは、脳の疲れが軽減され、精神集中力向上にもつながるので、睡眠不足を補えるんです。
夜の睡眠不足を補うために、パワーナップをとることで体力や気力が回復にも役立ちます。
まとめ
「眠れない」と焦ってしまいがちですが、不安になることで余計に眠りの妨げとなってしまいます。まずは気分を落ち着かせることがとても重要なカギとなります。「もし眠れなかったら明日お昼寝しよう」と思うことで気持ちに少し余裕ができます。そして目を閉じながら深呼吸して気持ちをリラックスしましょう。「目を閉じる」だけで睡眠の効果が期待できますので、「眠れない、、」と不安な夜に是非試してくださいね。