「朝、電車に乗り過ごしてしまう」
「仕事中に急に眠くて仕方ない」
「大切な会議中に意識が飛んでしまう」
睡眠をきちんととっているはずなのに…。「昼間なんでこんなに眠くなるの?」と思っている人は睡眠のコアタイムが短くなっているのかもしれません。今回は、睡眠のコアタイムについて解説させて頂きます。是非参考にして下さいね。
睡眠のコアタイム
睡眠ホルモンは眠くなるホルモンと目を覚ますホルモンがあります。働く時間帯は、大体正午0時から朝方の6時の間に分泌されます。睡眠ホルモンはメラトニンの分泌量が減少し始め、体温が上昇していくにつれて深い眠りに入っていきます。深い眠りに入る時間帯は、深夜0時から朝方6時までです。深くぐっすり眠れる時間のことを「睡眠のコアタイム」と言います。
「深い睡眠」に入るコツ
コアタイム(深い睡眠)は入眠に入り、そこから3時間程度しか深い睡眠をとることができません。その3時間で深い睡眠をとることがとても重要なことになります。そのためには、睡眠の質をよくすることが大切です。
体内時計を調節する
深い睡眠をとるためには、体内時計が正常な状態でなければなりません。体内時計を調節するには、朝起きて太陽の光を浴びることで体内時計が正常状態に保ってくれます。
寝る前のイライラ解消法
①布団に仰向けになり、大の字になります。
②両手を強めグーにして10秒保ち、パッと力を抜いて20秒そのまま。
③両足のつま先をグーにして10秒保ち、パッと力を抜いて20秒そのまま。
④今度は体全体に力を入れて10秒保ち、パッと力を抜いて20秒そのままにします。
全身の緊張がとれて、体がポカポカしてくるまで繰り返します。
体温を調節する
人間は、体温が急激に下がることでよく眠れるようになります。体温が低いと眠れるっということではなく、体温が高いところから急激に下がっていくことで眠れるようになります。
体温を上げるおすすめな方法
寝る前の体温を上げるための方法についてご紹介します。
①夕方から夜にかけて、身体が温まりやすい食事を食べる。(汁物や辛いもの)
②寝る2時間くらい前に有酸素運動や筋トレ、寝る前にかるいストレッチをする。
③寝る1時間前までに39度~40度くらいのお風呂にゆっくりと浸かる。
まとめ
睡眠のコアタイムについて解説させていただきましたがいかがでしょうか。睡眠のコアタイムは「深い睡眠」がとれている時間のことでその時間が少しでも長くとれていることですっきりと起きることができます。深い睡眠の時間を増やすためには、食事や運動、お風呂などにちょっとした工夫をすることで改善されます。
朝の目覚めで1日のパフォーマンスは変わります。素敵な朝を迎えるためには、睡眠に良い生活に心がけていきましょう。