最近、個人情報保護の観点から名札を学校内のみでつける小学校も増えてきました。
となると登校時に着け、下校時にははずさなければならないわけですが
新一年生にとって、安全ピンのつけ外しは意外と難しいもの。
針があるというだけで怖がってしまいますし
自分の服をつまんで針を通してという動作もなかなかできません。
実際昨年、一年生になった私の娘も、入学してしばらく自分でつけられず困っていました。
そんな時期、お世話になっていたのがこちら。
ダイソーの「服に穴を開けない名札留め」、110円です。
カラーはピンクとブルーがあります。
このようにパーツが2つに分かれていて
布を白いカバーとボタンで挟み込み
最後にピンク色のカバーで固定することで取り付けできます。
名札の安全ピンの針を通す穴が大きくて刺しやすい上
ある程度、服から安全ピンの針を刺す部分が離れる形になるので、
「針が刺さってしまうかも」という恐怖を軽減してくれるようです。
服に穴を開けずに名札を取り付けられるグッズは
他にも洗濯ばさみのように服を挟んで使うこちらのピンチタイプのものもあるのですが
こちらは穴が小さく、娘は使いづらいようでした。
このため、ピンチタイプは先に名札をつけてから服を挟むという形になるのですが
ピンチがかなり硬く、非力な娘ではつけ外しができません。
また、手元で安全ピンが扱えるようになっても、
胸に取り付けるにはまた別の練習が必要となるので
取り付ける手間は少しかかっても私は服を裏表から挟むタイプの方がおすすめです。
また、この商品、この部分がくるりと回って名札を裏返すことができます。
小学校の中には、登下校時に名札を取り外すのではなく、
裏返して見えなくするように指導される小学校もあるので
そういった小学校でも便利そうですね。
毎朝衣服の胸の部分にこの名札留めを取り付けておき
学校で名札を取り付けるようにしてから2~3か月ほど経つと
安全ピンの扱いに慣れ、名札留めがなくても付けることができるようになりました。
慣れるまでのほんの数か月しか使わない商品なので
110円という手ごろな値段は嬉しいですよね。
ただ、100均商品の割になかなかしっかりとした作りで、
何度かうっかり洗濯してしまったりしたにも関わらず
まだ全然壊れたりはしていないので次女の入学時にも活躍できそうです。
新しいことがたくさんの新一年生。
できないことがあると親子とも、不安になるものですが
今は何かと便利なグッズがたくさんありますので
使えるだけ使って、無理なく乗り切れるといいですね。