エナジードリンクを飲んだことはありますか?
いろいろなメーカーからたくさんの種類の商品が発売されており、コンビニや自動販売機など身近なところで手軽に購入することができます。
そんなエナジードリンクが、自分では気付かぬまま、身体のだるさや不眠に繋がっていたら・・・
そうならないために、エナジードリンクについて知ってみましょう。
エナジードリンクを飲む理由
エナジードリンクを日常的に多くの量を飲まれる方は多くないかもしれませんが、眠気覚ましや仕事、勉強のあと一踏ん張りというときに飲んだことがある方は結構いるかもしれません。
このように、エナジードリンクを飲むということは「もう一踏ん張り」や何かを頑張るために前向きな理由で飲むはずです。
また、コーヒーを飲めない方がシャキッとするためにエナジードリンクを飲む場合もあります。
どちらにせよ、「今」に足りていない元気を前借りしているという状態ですよね。
エナジードリンクの成分は?
カフェイン
商品によってカフェイン含有量は違いますが、有名な商品では1缶あたり80〜140mg程度のカフェインが含まれています。
この量はコーヒーよりは少ないですが、その他の飲み物と比べると多い部類に入ります。
そしてカフェインはご存知の通り、覚醒作用があるので眠気覚ましになります。
また、交感神経を刺激するためシャキッとする感覚が感じられるのですね。
他にも日常生活を送る上で手助けになる鎮痛作用などもあるのですが、カフェインの覚醒作用は意外と長時間影響を及ぼすのです。
アルギニン
アルギニンは聞いたことがなくても、タウリンという言葉を聞いたことがある方は多いはずです。
昔、某有名CMでもタウリンが何mg配合されているなど宣伝していましたよね。
このアルギニンというのはタウリンの代わりに使われている成分なんです。
タウリンは栄養ドリンクなどには含まれているのですが、エナジードリンクのような清涼飲料水のカテゴリーの飲み物には使うことができないので、アルギニンが使われているわけです。
アルギニンとは非必須アミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌促進や疲労回復などさまざまな効果があります。
エナジードリンクでは、主に疲労回復の目的が強いかと思われます。
その他の成分
他にもエナジードリンクには商品によって、さまざまな成分が配合されています。
しかし、エナジードリンクはあくまで清涼飲料水のカテゴリーに入るため、そこまで他のジュースなどの飲み物と違う成分が入っていることはないようです。
エナジードリンクを飲むデメリット
エナジードリンクを飲むことが前向きな理由から来ていることや、含まれている成分による効能をお伝えしてきましたが、デメリットもあります。
清涼飲料水であることから、コーヒーなどと違いごくごくと大量に飲めてしまい、知らず知らずのうちにカフェインを多量に摂取しており、不眠を感じる人もいます。
また、アルギニンを摂取することによって元気の前借り状態を作ったわけですが、後になって身体のだるさが起こってくるなどです。
エナジードリンクによって元気を前借りしたら、必ずその前借りした部分をそのままにせず、ご自分の身体をゆっくり休ませてあげましょう。
一度、不眠になってしまうと元通りの状態にするまでにはかなり時間がかかってしまいます。
気付かぬフリをしてそのままの飲み続けると、あとでツケが回ってくるかもしれないので早めに対策をしておきましょう。