わが家の子供人気ナンバー1メニューであるからあげ。
おつまみとしても優秀で親である私も大好きなのですが、いかんせん手間がかかります。
鶏肉を切る→調味液に漬け込む→衣をつける→揚げる
このように、工程が多いのもさることながら、
生肉に調味液がどれくらい染み込むかまちまちなので味が安定しないんです…
だけどそんな手間や味の心配を吹き飛ばしてくれる商品を
我らがカルディで見つけてしまいました。
GABANスパイス屋さんのからあげ粉、税込170円。
シンプル、というか言ってしまえば素人っぽいパッケージなのに
GABANの文字があって思わず買ってしまいました。
GABANと言えばプロ御用達のスパイスメーカー。
確かに原材料を見てみると普通なら「香辛料」で済まされそうなスパイスが
すべてきちんと書かれています。
粉そのものには小麦粉などに交じって茶色いつぶつぶが。
ただ、よく見ないとわからないくらい非常に細かく、粉に溶け込んでいます。
これなら味が均一に付きそう。
使い方は2種類。
①からあげ粉50gを水50ccと混ぜ、鶏肉に絡めて揚げる。
②鶏肉に直接からあげ粉をまぶして揚げる。
私は何回か他メーカーのからあげ粉を購入したことがあり、
水で溶くタイプも、まぶすタイプもあったのですが
どちらでも大丈夫、というのは初めてです。
せっかくなので、どちらも作って食べ比べてみることにしました。
①からあげ粉を水で溶いてからめる方法
表示通り、からあげ粉50gと水50ccだとかなりどろりとした状態で
しっかりお肉に衣がからみついています。
揚げたあとを見ても衣が少し厚め。
ただ、衣が厚いからといって油っぽかったりすることはなく
ちゃんとかりっとした上で、お肉がジューシーに仕上がっています。
衣だけでなく、肉汁そのものにスパイスの香りが移りとってもおいしいです。
②からあげ粉をお肉にまぶして使う方法
袋に切った鶏肉とからあげ粉をいれてまぶします。
袋を膨らまして振るとキレイにまぶせました。
洗い物もでないですし、使う粉の量も①より少なく済んだ気がします。
揚げてみるとこんな感じ。
かりっと感が①より高め。
衣も薄く、あっさり味です。
スパイスの香りは豊かですが、お肉まで染み込んでいる感じはしません。
並べてみると結構差がでました。
左が①、右②です。
どちらもとってもおいしかったのですが
やっぱり表示で推奨されている①の方がおいしかった気がします。
①はジューシーでごはんが進む味、②はあっさり薄味でビールに合う感じ。
ただ、どちらにしても複数のスパイスが絡み合ったおいしさがあり
自分では作れないお店っぽい味に仕上がります。
1つのスパイスが突出しているということはなく、味に癖はないので
子供も喜んで食べてくれましたよ。
手軽にプロの味が作れるからあげ粉。
「からあげ作るのが面倒くさい」「なんか一味足らない気がする」
という方には間違いなくおすすめです!