今日の難読漢字は
「遊説」
「原す」
「生る」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「遊説」!
「遊説」という言葉は、政治家と切っても切り離せない言葉。
なのに、その成り立ちをみると「遊びながら説明する」・・・。
なんだか「不誠実な政治家」が思い浮かんでしまいそうなこの言葉ですが、そのまま「ゆうぜつ」とは読みませんし、ましてや「遊びながら〇〇」ということでもありません。
でも、この「遊ぶ」という漢字が今回はキーポイントになります。
読み方はまだしも、その意味が分かれば「遊説」は「政界」、もとい「正解」できるはず!?
「遊説」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
地方に練り歩くことを意味します。
「遊説」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆうぜい」です!
「遊説」とは、「意見や主張を説いて地方を歩くこと」です。
よく間違えられる読み方は「ゆうぜつ」がありますが、これは間違いですので正しく「ゆうぜい」と読めるようにしておきましょう。
「遊説」は、一般的に政治家が地方を回って選挙活動をするときに使われる言葉で、いろんな場所に自身の足で赴いて演説することを表します。
自分で歩くだけでなく、選挙カーに乗って手を振ることも立派な「遊説」ですので、次の選挙期間中はその声に耳を傾けてみませんか??
次の難読漢字は「原す」!
原っぱの「原」に送り仮名の「す」。
というか、「原」って訓読みできるの??というのが本音だと思います。
漢字はすごく簡単なのに、送り仮名がついた途端、読めなくなるこの現象はまさに難読漢字の真骨頂でしょう!
さらに、漢字自体が簡単なのも何だか悔しい・・・。
これは超難問でもあるので、素直にヒントを見た方がいいかも!?
「原す」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇す」の3文字です。
罪をとがめないことを何と言う?
「原す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆるす」です!
「原す」とは、「許す」という字と同じで「罪をとがめないこと」です。
もともと、「原」という漢字には「広く平らな土地」という意味の他に、「源」や「根本」といった意味もあり、根本に立ち返るということから転じて「元に戻る」、「根本を見定める」となったようです。
確かに、大草原のような広い「原っぱ」は、大地の「根本」のような感じがしますし、全ての罪を許してしまいそうな、そんな荘厳さも持ち合わせていますもんね!
最後の難読漢字は「生る」!
「生」に送り仮名の「る」というシンプルな言葉の「生る」。
「生」は小学校1年生でも習う簡単な漢字なのに、訓読みとなると超難読漢字に早変わり・・・。
「なまる」とか「せいる」とはもちろん読みませんが、せっかくなら読み方だけでなく正しい意味も理解したいところです。
かなり難しいので、ヒントも活用しながら正解に近づいていきましょう!
「生る」の読み方のヒントはコレ!
「〇る」の2文字です。
「生」は「なま」と読みますよね?
「生る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「なる」です!
「生る」とは、「木の実が生る」のように、「新たに何かが生じる」意味があります。
その他にも、そのまま「木の実が実る」という「結実」の意味があります。
何かを「成す」ときの「成る」も同じような意味がありますが、「生る」は新たに産まれるというニュアンスを含んでいることから、新学期や新年のスタートから「成り上がる」ときには「生る」を使った方が合っていますね!
どんな状況や環境でも、人は努力次第で「生る」ことができるので、諦めずに頑張っていきましょう!