「贔屓」と書いて、なんと読むか分かりますか?
合計4つもの「貝」が付く、貝ばかりの漢字です。
「贔」という字は、昔は貝がお金の役割を果たしていたので、
お金を持てば持つほど背負う力が必要になりました。
「屓」は鼻息を荒くするという意味です。
このふたつが合わさって、3つの貝(お金)を背負い、
鼻息を荒くなるまで力を入れるという意味でした。
今では特定の人の縁の下の力持ちという意味になり、
誰かに力を入れる様子を「贔屓」というのだとか。
「贔屓」読み方のヒントは?
口に出してよく使う言葉だけど、書くことはあまりないと思います。
最近ではよく言われている「推し」も、
まずは「贔屓」から始まるのではないでしょうか?
ご贔屓されるとなんだか嬉しいですよね。
特別扱いのような感じです。
贔屓されるために頑張るのも、ひとつの生き方ではないでしょうか?
「贔屓」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さあ、もうわかりましたか?
「贔屓」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ひいき」
です!
贔屓目に見る(ひいきめにみる)や
依怙贔屓(えこひいき)なんて言葉も存在します。
ぜひ、覚えておきましょう。
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