今日の難読漢字は
「凱 」
「臆る」
「普く 」
「徒に」
「 寿ぐ」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「凱」
- 2 「凱」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「凱」の読み方!正解は…?
- 4 「凱」の送り仮名は?
- 5 2つ目の漢字は「臆る」
- 6 「臆る」の読み方のヒントはコレ!
- 7 「臆る」の読み方!正解は…?
- 8 「臆る」の類義語は?
- 9 3つ目の漢字は「普く」
- 10 「普く」の読み方のヒントはコレ!
- 11 「普く」の読み方!正解は…?
- 12 「普く」の例文は?
- 13 4つ目の漢字は「徒に」
- 14 「徒に」の読み方のヒントはコレ!
- 15 「徒に」の読み方!正解は…?
- 16 「徒に」の例文は?
- 17 5つ目の漢字は「 寿ぐ」
- 18 「寿ぐ」の読み方のヒントはコレ!
- 19 「寿ぐ」の読み方!正解は…?
- 20 「寿ぐ」の例文は?
- 21 まとめ
1つ目の漢字は「凱」
「凱」
この漢字一字で、何と読むかわかりますか?
「凱旋(がいせん)」という熟語もありますので、音読みを知っている人は多いでしょう。
しかし、今回の問題は「凱」一字の訓読みです。
わからなかったあなたは、下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「凱」の読み方のヒントはコレ!
「凱」の読み方のヒントは、下記の通りです。
ヒント:「戦いに勝って叫ぶ声」のこと。
なんとなくピンときた人もいるのではないでしょうか?
「凱」の読み方!正解は…?
「凱」の読み方、正解は……
「かちどき」です!
「凱」の意味は、「戦いに勝って叫ぶ声」。
同じような意味を持つ熟語としては、
- 「凱歌」
- 「凱旋」
などが挙げられます。
「凱」の送り仮名は?
せっかくなので、「凱」の送り仮名についても見てみましょう。
「凱らぐ」が正しい送り仮名で、「やわらぐ」と読みます。
- 「なごやかに楽しむ」
- 「うちとけてなごむ」
といった意味を持つ言葉で、
初夏に吹く心地よい風という意味を持つ
「凱風(がいふう)」の熟語もあります。
2つ目の漢字は「臆る」
「臆る」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「臆(おく)する」「臆病(おくびょう)」のように
人の気持ちに関連する漢字ですが、
「臆る」と書いて「おくる」と読む分けではありません。
読み方がわからなかったあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「臆る」の読み方のヒントはコレ!
「臆る」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:意味は「考えをめぐらす」「思い巡らす」
- ヒント2:関連する熟語は「臆断」「憶測」など
なんとなくピンときた人もいるのではないでしょうか?
「臆る」の読み方!正解は…?
「臆る」の読み方、正解は……
「おしはかる」です!
「臆る」の意味は、「考えをめぐらす」「思い巡らす」。
「臆」の漢字そのものの意味と同じ読み方をするケースですので、
正解できた人もいるのではないでしょうか。
「臆る」の類義語は?
せっかくですので、「臆る」の類義語についても見ていきましょう。
- 「臆見」…いい加減におしはかった考えのこと
- 「臆説」…推測や仮定に従って述べる意見のこと
- 「臆測」…確かな根拠もなくいい加減に推し量ること
- 「臆断」…臆測による判断。おしはかって決めること
このように、人の発言や考えに対して使われる言葉が「臆る」の類義語です。
3つ目の漢字は「普く」
「普く」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「普通」「普及」といった熟語に使われる漢字ですので、
漢字自体には見覚えがあるはずです。
しかし、「普く」と書いて「ふく」とは読みません。
読み方がわからないあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「普く」の読み方のヒントはコレ!
「普く」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:「もれなくすべてに及んでいるさま」
- ヒント2:「広く」「一般に」
そろそろわかりましたか?
「普く」の読み方!正解は…?
「普く」の読み方、正解は……
「あまねく」です!
- 「もれなくすべてに及んでいるさま」
- 「広く」「一般に」
という意味を持つ漢字で、
「遍く」と表記されることもあります。
「普く」の例文は?
せっかくですので、「普く」を使った例文も見ていきましょう。
- 普く知られる著名人の本を読む。
- カリキュラムが普く充実した学校に進学する。
「普く」を使った例文は、上の通りで、
副詞のため、他の品詞に対して意味を付け加える役割を果たします。
全体に行き渡っている様子や、広く一般的に行き渡っている様子を表現したいとき、
「普く」と言い換えることが可能です。
4つ目の漢字は「徒に」
「徒に」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「生徒」「徒歩」など、「と」と読む場合もありますが、
「徒に」と書いて「とに」とは読みません。
読み方がわからないあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「徒に」の読み方のヒントはコレ!
「徒に」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:「役に立たない」「無駄に」「むやみに」
- ヒント2:「物足りない」「風情に欠ける」
そろそろわかりましたか?
「徒に」の読み方!正解は…?
「徒に」の読み方、正解は……
「いたずらに」です!
- 「役に立たない」「無駄に」「むやみに」
- 「物足りない」「風情に欠ける」
などの意味を持つ漢字で、
元々の意味は形容動詞「徒だ」からきています。
「徒に」の例文は?
せっかくですので、「徒に」を使った例文も見ていきましょう。
- 仕事のアイディアが浮かばず、徒に時間が過ぎていく。
- 勉強に身が入らず、徒に時を費すこととなった。
- 何が気に入らなかったのか、彼女は徒に騒ぎはじめた。
このように、「無駄に」「むやみに」「無益に」「無用に」
といった状態を表すときに役に立ちます。
漢字は知らなくとも、会話の中で聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
5つ目の漢字は「 寿ぐ」
「寿ぐ」
この漢字、何と読むかわかりますか?
一字なら「ことぶき」と読む漢字ですが、
「寿ぐ」と書いて「ことぶきぐ」とは読みません。
わからなかったあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「寿ぐ」の読み方のヒントはコレ!
「寿ぐ」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:「喜びや祝いの言葉を述べること」
- ヒント2:「言葉で祝賀すること」
そろそろわかりましたか?
「寿ぐ」の読み方!正解は…?
「寿ぐ」の読み方、正解は……
「ことほぐ」です!
- 「喜びや祝いの言葉を述べること」
- 「言葉で祝賀すること」
このような意味を持つ漢字で、おめでたいときに使うのが一般的です。
「寿ぐ」の例文は?
せっかくですので、「寿ぐ」を使った例文も見ていきましょう。
- 除夜の鐘が鳴ったので、家族と一緒に新年を寿ぐことにした。
- だんだん暖かな気候になり、春の訪れを寿ぐささやかなお茶会を開いた。
- 100歳になった祖母に長寿を寿ぐ連絡をした。
「寿ぐ」は、新年や新しい季節の訪れ、婚約、結婚、合格、入学など
おめでたいことを祝うときに使えます。
ただし、「言葉でお祝いする」という意味ですので、
「贈り物で寿ぐ」「ピアノの演奏で寿ぐ」といった表現は誤りであることに注意しましょう。
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!