今日の難読漢字は
「骰子」
「弾機」
「木履」
「雲呑」
「鰓」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「骰子」
タイトルにもありますが、この「骰子」という漢字は、「骰」の1文字でも同じ読み方をするんですが、分かりますか?
と言われても、漢字検定1級の超難問・・・。
パッと見、「餃子(ぎょーざ)」に見えなくもない「骰子」ですが、食べ物ではありませんよ!
さあ、ヒントを見て一緒に考えてみましょう!
「骰子」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは一般的には「立方体」をしています。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ 一般的には「1~6」の数字があります。
「骰子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「サイコロ」です!
「サイコロ」は、すごろくゲームでもお馴染み、立方体の形をしていて各面には1~6の数字が書かれている道具ですね。
すごろくゲーム以外では、賭博などにも使われており、乱数を発生させる道具としても用いられてきました。
一般的には立方体の6面のサイコロが有名ですが、正四面体のものや12面体のものなど、いろんな形のサイコロがあります。
ちなみに、一般的な立方体のサイコロの目って、裏表の数を足すと7になること、皆さんは知っていましたか??
2つ目の漢字は「弾機」
「弾」に機械の「機」。
この2文字だけだと、マシンガンのような鉄砲の「弾」を打ち出す機械のようにも見えてきますが、これは違います。
読み方として、そのまま音読みの「だんき」とも読みますが、もっと誰もが知っているモノの名前が正解です。
ヒントは「びょんびょん」。
さあ、いったい何と読む??
「弾機」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは「〇〇」の2文字です。
ヒント➁ 足につけると高くジャンプできそうです。
ヒント③ ぎゅっと縮めて離せば飛んでいきます!
「弾機」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バネ」です!
「バネ」は、一般的にはコイル状になった金属のもので、英語ではスプリングと呼ばれているものですね。
「バネ」には弾性があるので、縮めれば元に戻ろうとする性質があるので、身の回りの日用品や車のサスペンション、精密機械の内部の部品など、ありとあらゆるモノに活用されています。
そんな便利な「バネ」の歴史をたどると、なんと10万年以上も前・・・。
もちろん、金属製の「バネ」ではありませんが、鳥などの小動物を捕まえるための罠
の仕掛けに使われていた木や草が「バネ」の起源だったんですね!
3つ目の漢字は「木履」
「木履」という漢字、ずばり「木の履物」でしょうか?
はい、正解です!
では、その読み方は?と聞かれてしまうと答えに困ってしまいますね・・・。
普通、靴は革やナイロン、または藁で編んだ草履のような、柔らかい素材が使われているのが定番ですが、今回は硬い木。
もちろん、「げた」や「きぐつ」とも読めますが、今回は別の読み方をお願いします!
さあ、そんな木でできた靴、あなたは読めますか?
「木履」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① そのまま見た目は「下駄」です。
ヒント➁ 女の子が履くものの名称です。
ヒント③ 学校の七不思議の「こっくり」さんに似ています。
「木履」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぽっくり」です!
ちなみに、「ぽっくり」って皆さんご存じですか?
「ぽっくり」とは、女の子が履く「下駄」のことを指しますが、下駄の形は底が平らで四角いイメージがありますよね?
「ぽっくり」は、今でいうところの「厚底ブーツ」。底の部分はつま先に行くにつれて低くなっていて、横から見ると船のような形をしています。
京都の舞子さんが履いている履物をイメージしても良いかもしれません。
名前の由来は、歩く音の「ぽくり、ぽくり」から来ているそうで、見た目もネーミングもなんとも可愛らしい履物ですね!
4つ目の漢字は「雲呑」
この漢字2文字、「雲を呑む」と書きますが、まさに仙人のような行動ですね。
仙人は雲や霞を食べる、などと昔から言われていますが、ずばり、これを食べるのは私たち普通の人間です。
あっ・・・、これは「食べ物」という最大のヒントになってしまいましたが、この食べ物、あなたは読めますか?
「雲呑」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 欧米では「ダンプリング」と呼ばれています。
ヒント➁ 見た目は「中身のないギョーザ」ですね。
ヒント③ 「〇ン〇ン」と読みます。
「雲呑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ワンタン」です!
「ワンタン」といえば、ラーメンや中華スープに入っている、柔らかくて肉の味がしみ込んだ、なんかテロテロした美味しい食べ物というイメージがあります。
中華料理においては、焼売や餃子などと同じ点心の一つで、欧米では「ダンプリング」と呼ばれている小麦粉を四角く練って茹でたものですよね。
本場中国では、「ワンタン」が作られた当初は餃子と区別されていなかったようで、あながち「具がない(または少ない)餃子」というイメージは間違っていなかったようです。
あの、テロテロした食感を思い出してしまった以上、今日のご飯はワンタン麺で決まり!
5つ目の漢字は「鰓」
難読漢字でもすっかりお馴染み、魚へんがつく「魚シリーズ」。
今回は「魚が思う」と書く「鰓」。
いったい何の魚でしょうか?海?それとも川魚?
さらに、その魚が「何を思うのか」についても気になるところです。
ただ、今回は先入観が強いと正解にたどり着けませんので、早めにヒントを見ることをおススメします!
「鰓」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは魚の名前ではありません!
ヒント➁ でも、魚の「ある部分」の名前です。
ヒント③ これがないと呼吸ができません。
「鰓」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「えら」です!
「えら」は、魚の口の横にある、ぱかぱかしている、人間でいうところの口や肺にあたる、魚類にとっては無くてはならない部分ですね。
もともと、魚類に限らず多くの生物は海で誕生したことから、「鰓」の発達具体や退化をみることで、ある程度その生物の進化の過程が垣間見えるものです。
「鰓」は水中で酸素を取り込むだけでなく、プランクトンなどのごく小さな生物を摂取する生き物にとっては濾過をするフィルターのような役目も担っています。
某魔法の世界の映画に、人間が食べると「鰓が生える昆布」がありましたが、「鰓」が私たちにもあったら、深海でお散歩ができたかもしれませんね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!