難読漢字で知識を増やしましょう!
今日の漢字は「叛く」です。
あまり見かけない漢字ですね…。
「叛く」の読み方のヒントは…
昔、朝廷に「叛く」者たちを朝敵と呼びました。
朝敵とは、天子(天皇)に「叛く」者たちです。
母国に「叛いて」スパイになった。
正解は…
正解は…
「そむく」
でした!
「叛く」は「裏切り」を意味します。
また、わきを向いたり背中を向けたりする動作も含みます。
「叛く」と「背く」は同訓異義
現在、「叛く」は「背く」に置き換えられるケースがほとんどです。
ほぼ同義語として扱われることが多いでしょう。
でも、「叛く」と「背く」には、実は微妙な意味の違いがあるのだそう。
「叛く」:味方であったものが敵になる「裏切り」を意味する。
「背く」:命令、意見、約束、期待、ルールなどに「従わない」こと。
このような関係を「同訓異義」といいます。
「叛」を使う言葉
「叛く(そむく)」は訓読みです。他に「叛れる(はなれる)」とも読みます。
音読みでは「ハン」「ホン」と読みます。
叛逆者(ハンギャクシャ)・叛乱軍(ハンラングン)・叛骨精神(ハンコツセイシン)・叛旗(ハンキ)をひるがえす・謀叛(ムホン)
たくさんありますね!
音読みの「叛」を「反」に置き換えるケースが多いでしょう。