今日の難読漢字は
「鸚鵡」
「鸛」
「剽軽」
「愁い」
「鯢」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「鸚鵡」
この「鸚鵡」という漢字は、字自体がとても難しいですね。
どちらも漢字検定1級の字かと思いきや、意外にも準1級レベルということで、いまいち検定のランク付けの基準が分かりません・・・。
ちなみに、1文字目の「鸚」は、「貝」と「女」と「鳥」という字で構成されていて、何かのヒントが隠されているかも!?
さあ、この鳥がたくさんの「鸚鵡」は何の鳥??
「鸚鵡」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 鳥の中では比較的大きいイメージがあります。
ヒント② ペットとしても親しまれている、「インコ」と双璧をなす鳥です。
ヒント③ 人の声を真似るのが大得意です!
「鸚鵡」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「オウム」です!
「オウム」といえば、人間の発する声をそのまま真似る(鳴く)ことができる鳥で有名ですよね!
大抵のペットショップでも扱われているくらい、インコと双璧を成す鳥として親しまれていますが、実は飼うことが難しい鳥でもあるんです。
専門家によると、「オウム」は社会性に富んだ動物であり、一般家庭の環境で「オウム」の欲求を満たすことは難しく、鳥かごでの飼育も問題があるとのことです。
さらに、もっと意外なのは、実は「人の声を真似ることは上手くない」という事実・・・。
やっぱり、何でも先入観で決めつけることは良くないと実感しました!
2つ目の漢字は「鸛」
漢字一文字で「鸛」。
難読漢字でもお馴染みの鳥シリーズですが、鳥や魚の漢字といえばどれも一文字が多く、読み方が難しい!
さらに、魚はなんとなく意味があるものが漢字に含まれていることが多いですが、鳥はこの限りではありません。
ヒントを見ながら、この難しい漢字に挑戦してみてください!
「鸛」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは、「〇〇〇トリ」と読みます。
ヒント➁ 日本の医療系ドラマのタイトルにもなっています。
ヒント③ 赤ちゃんを運んできてくれる鳥、というイメージが強いです。
「鸛」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「コウノトリ」です!
「コウノトリ」は、主に中国の北東部やロシアの南東部流域で繁殖している大型の渡り鳥で、冬になるとお隣の韓国や私たちの日本にもたまーに飛来してくる鳥です。
大きさは1m前後の個体が多く、パッと見はツルやシラサギなどのような外観をしています。
かつては、日本でも生息していたようですが、現在では、自然環境下で日本での生息は確認されておらず、アジア圏を中心に3000羽程度しかいない、まさに絶滅危惧種の一つでもあります。
「赤ちゃんを運んでくる幸運の鳥」、そんな幸運な鳥はいまや不運な環境にさらされています。
みんなで協力して、これから先も「鸛」が生きていける環境を維持していきましょう!
3つ目の漢字は「剽軽」
「剽軽」という漢字、普段はあまり見かけませんね。
この言葉は一般的には平仮名で表記されることが多いので、漢字を知っている方はかなりの漢字マニアとお見受けします。
この読み方や意味についてはヒントを見てもらえば想像できると思いますが、年配の方にはお馴染みの、あのバラエティ番組の番組名にも入っている漢字です!
あまりいいニュースがない今日この頃ですが、みんなで「剽軽」になって盛り上げていきましょう!
「剽軽」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「剽」の字は「ひょう」と読みます。
ヒント➁ バラエティ番組の名前は「オレたち〇〇〇〇〇ぞく」です。
ヒント③ おちゃらけている人などを表す言葉です。
「剽軽」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひょうきん」です!
「ひょうきん」って、漢字ではこう書くんですね。
ヒントのところでも触れていますが、「剽軽」とは「おどけている、ばかばかしくて笑い出したくなるようなさま、言動が軽いこと」などの意味があります。
一見すると、なんだか中身のない、軽い人に使われる感じがしますが、どちらかというとまわりを明るくするような、良い意味での「軽さ」を表した言葉でもあります。
1980年代の大ヒットバラエティ番組のタイトルにも使われている「剽軽」、あのときの出演者たちがそうであるように、いつの時代もまわりを明るくしてくれる人って素敵ですね!
4つ目の漢字は「愁い」
漢字クイズのお時間です。
今回は難読ではありませんが、覚えておきたい漢字をご紹介します。
「愁い」という漢字、読むことができますか?
「秋」という漢字が入っていますが、もちろん「あきい」ではありません。
日常的にも使う機会があるこの漢字、あなたは読めますか?
「愁い」の読み方のヒントは?
「愁い」とは心配や悲しみ、嘆きのことです。
「愁いを含んだ表情」のように使います。
また、この言葉の漢字表記は「憂い」のほうが一般的なので、そちらで覚えている人も多いはず。
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
うれい
でした!
普段は「憂い」と書くことの方が多いですが、知っておいて損はありません。
また、「愁」という漢字は「哀愁(あいしゅう)」や「郷愁(きょうしゅう)」などの言葉でも使われています。
なんだか切なくなる夕暮れ時には、この漢字がぼんやりと浮かんでくるかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
5つ目の漢字は「鯢」
漢字クイズのお時間です。
今回ご紹介するのはこちらの漢字。
「鯢」です。
「兜」に魚偏(へん)がついたような漢字ですが、よく見るとそうでないことが分かります。
正解を知ればあなたもきっと驚くはず。
いかがでしょうか?
「鯢」の読み方のヒントは?
「魚」がつくことから推測していた方も多いはずですが、この漢字が示すのは水のいきものです。
ただ、魚では無くイモリやカエルと同じ仲間の「両生類」です。
大ヒントを出すと、実はこの生物を表す際に使う漢字は「鯢」よりも「山椒魚」であることがほとんど。
全部で7文字、「〇〇〇〇〇〇〇」。
もう分かってしまったでしょうか?
正解は…
正解は…
さんしょううお
でした!
この読みは少し意外なのではないでしょうか。
私もしばらく漢字と読みを一致させるのに時間がかかりました。
よく見ると愛らしいサンショウウオを見る機会があれば、ぜひこの漢字も一緒に思い出してあげてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!