今日の難読漢字は
「秘露」
「甘藍」
「仮漆」
「洋傘」
「把手」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「秘露」
秘密の「秘」に、露店や露出の「露」。
隠したいのか見せたいのか、なんだかあやふやな感じがするこの漢字、あなたは読めますか?
普段、なかなか目にしない漢字なので当て字であることは確かですが、今回は音読みにすればかなり正解に近くなりますよ!
さあ、この秘密にしたくても露出してしまうもの、いったい何でしょうか!?
「秘露」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは国の名前です。
ヒント➁ 「〇〇ー」の3文字です。
ヒント③ 古代インカ帝国のあの有名な遺跡がある国です。
「秘露」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ペルー」です!
「ペルー」といえば、古代インカ帝国の「マチュピチュ遺跡」がある国として有名ですね。
そんな「ペルー」にあったインカ帝国は、1500年代の大航海時代にスペインの侵略にあって滅亡してしまった悲しい歴史があります。
この高山帯に位置する文明の起源は、なんと紀元前3000年頃の「ノルテ・チコ文明」にまで遡るという説があります。
そんな太古からの歴史をもつ国「秘露」。
今では失われたものも多いですが、険しい山々に囲まれた中でも、遺跡をはじめとして溢れ出てしまう魅力がある国。
まさに「秘境」の中でも「露見」してしまう「秘露」ですね!
2つ目の漢字は「甘藍」
「甘藍」という漢字、かなり難問です。
漢字を別々にして読むと、「甘い藍(あい)」となってすごい素敵な響きがするんですが、残念ながら愛のメッセージではありません。
普段はカタカナで表記されるもので、まず目にすることがないこの漢字。
もしかして、昔からある八百屋さんでは表記されているかも!?
「甘藍」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは野菜の名前です。
ヒント➁ 「〇〇〇ツ」の4文字です。
ヒント③ レタスと外観は似ています。
「甘藍」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「キャベツ」です!
「キャベツ」といえば、誰もが知っている野菜の一つ。
漢字では「甘藍」と書き、「かんらん」と読むのも正解です。
そんな「キャベツ」は、アブラナ科の多年草ということで、まさに草というか葉っぱの集合体。
もともとは薬草の一種として、紀元前にヨーロッパで栽培されていたのが起源となっていて、なんと「世界最古の野菜の一つ」とも言われるくらい、輝かしい歴史のある野菜なんです。
栄養をたっぷり含んだ「甘藍」、今日の晩御飯は回鍋肉に決まりです!
3つ目の漢字は「仮漆」
突然ですが、みなさんは「漆」って何かご存じですか?
何となく、お椀や陶器、木製の建造物などに塗られている赤色や紺色っぽい「何か」というイメージが強いと思いますが、「漆」はウルシという樹木からとれる樹液です。
いわゆる、天然の接着材とか塗料にあたるものですね。
この「漆」が仮となったものが「仮漆」です。
なんとなくイメージができたところで、ヒントを見て確信に変えましょう!
「仮漆」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはカタカナで「〇〇」です。
ヒント➁ 主にホームセンターなどで販売しています。
ヒント③ 絵具などで塗った作品を保護します。
「仮漆」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニス」です!
「ニス」は、小学校の工作の授業でもお馴染み、粘土などで作った作品に色を塗った後にコーティングするものですね。
「ニス」は基本的には木材用の塗料の一種とされており、透明または半透明の被膜を形成するもので、アクリル、ウレタン、ラッカーなどたくさんの種類があります。
DIYを普段からする人ならばその使い分けもお手の物だと思いますが、アクリルは塗るのが簡単で手軽な半面、強度や耐久度は低く、ウレタンは被膜形成が厚く強いので床や下駄箱などに利用されます。
まさに、仮初の姿で登場している現代の「漆」、それが「仮漆」です!
4つ目の漢字は「洋傘」
これって、難読漢字なの?と思うくらい簡単な漢字の「洋傘」。
でも、「ようがさ」以外にも読み方があるんですが、分かりますか?
一般的には「こうもりがさ」とも読みますが、ここはもっとおしゃれにいきましょう!
でも、傘を英語で言っただけの「アンブレラ」ではありませんよ!
「洋傘」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナで「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 庭のある家に「ガーデン〇〇〇〇」があったら素敵ですね!
ヒント③ 海にいったら「ビーチ〇〇〇〇」を砂浜に設置しましょう!
「洋傘」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「パラソル」です!
言われてみれば、ずばりそのままの「パラソル」。
「洋傘」は、その名のとおり「ようがさ」や「こうもりがさ」とも読みます。
日本古来の和傘に対するもので、現代では骨の部分が金属やプラスチックのものでできたものが主流となっています。
そんな「洋傘」ですが、おしゃれに「パラソル」とも読み、この語源はラテン語の「パラ(反る)」と「ソル(太陽)」からきています。
ここからも分かるとおり、もともと西洋では、傘は太陽の光を避けるために使われていたもので、その美意識の高さが垣間見えますね!
5つ目の漢字は「把手」
「握手(あくしゅ)」と非常によく似た漢字の「把手」。
「把」は、「把握(はあく)」などの言葉にも使われるもので、「とる、つかむ、にぎる」のような意味があります。
ということは、「手でつかむ」、「手でにぎる」ものでしょうか?
なんとなく正解が見えてきたところで、ヒントも見ながら考えてみましょう!
「把手」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはカタカナで「〇〇〇〇」と読みます。
ヒント➁ 「はしゅ」、「とって」とも読むものです。
ヒント③ 車や自転車、ドアにもあるものです。
「把手」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハンドル」です!
そのまま「はしゅ」、「とって」とも読みますが、「ハンドル」もこの漢字です。
意味からくる当て字にはなりますが、冒頭でも記載したとおり「把手」は「手でつかむ」、「手でにぎる」という意味があるため、ずばりそのまま「ハンドル」ですね。
ちなみに、あだ名や肩書を意味する「ハンドルネーム」の「ハンドル」はこの「把手」ではなく、「肩書き(ニックネーム)」を意味する英語の「ハンドル」です。
とんちを利かせて、ネット上のハンドルネームを「把手名」としても面白いかもしれませんね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!