漢字読み講座

【聞いたことあるはず!】「内裏」って何て読む?「うちうら」の他にもう1つあるんです…

「内裏」

これ、何と読むかわかりますか?

 

「うちうら」と読む場合もあるのですが、

同じ漢字でもう一つ読み方があるんです!

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「内裏」読み方のヒント!

「うちうら」の読み方だと

「着物の裏布」という意味や「内輪や内緒」という意味になります。

 

今回の読み方は「うち」とも「うら」とも読まないんです。

 

ヒントは3月3日!

 

さて、読めましたか?

 

「内裏」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「だいり」

です!

 

「内裏」は、

「(古代都城の)天皇の居所を中心とする御殿」を指す言葉。

 

平安京の内裏は、現在は京都御所として観光名所になっています。

 

…というとあまり馴染みのない言葉に感じますが、

「内裏」をよく耳にする場面が他にあるんです。

 

それがひな祭り!

1番上に置く雛人形のことを「お内裏様」や「内裏雛(だいりびな)」と呼びます。

 

ひな祭りの童謡の中でも「お内裏様とお雛様」と歌われているので、

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

このように、最初は天皇の居所を指す言葉だったのですが、

それが転じて「天皇や皇族に対しての敬称」として使われるようになりました。

 

 

普段はなかなか見慣れないですが、

読めればちょっと鼻が高いこの言葉。

ぜひ覚えてスムーズに読んでくださいね!

 

 

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!