今日の難読漢字は
「鴫」
「粗描」
「手巾」
「米」
「打」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「鴫」
シンプルに1文字の「鴫」。
漢字の構成をみると、「田んぼ」に「鳥」だけです。
日常でも見かけそうな字と思いきや、漢字検定準1級クラスの難読漢字です。
よく人名で使われる「田島さん」の字がギュっと縮まったようにも見えますが、右側が「島」ではなく「鳥」なので、「しま」とか「じま」とは読みませんよ!
「鴫」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは鳥の名前です。
ヒント➁ 「〇〇」の2文字です。
ヒント③ 昔は田んぼに居たそうですが、現在ではまず見かけません。
「鴫」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しぎ」です!
「鴫」は、主にアフリカ大陸やアメリカ大陸、アジア全土に分布する渡り鳥です。
冬の時期になると越冬のため暖かい地域を目指して南下し、一部の種類は何と南アメリカの方まで飛んでいくそうです。
ひと昔前の日本でも、春や秋になるとどこからか渡来してきて、田んぼにいる虫などを食べに来ていました。
近年では、この「鴫」が狩猟の対象になったり食用にされてきたことなどから、その個体数は激減しており、各都道府県のレッドリストにも登録されているほど、日本ではほとんど見かけなくなってしまいました。
環境が悪化していることも要因の一つでもあるそうなので、この機会に環境について考えてみるのもいいですね!
2つ目の漢字は「粗描」
読んで字のごとく、「粗く描く」。
予想は、絵の具などで色を付ける前に簡単に描いたような絵でしょうか。
もうこれは、ズバリそのままの意味の「ラフ画」のことですね!
「粗描」を当て字で「ラフ」とは読みませんが、英語表記にしたら間違いなく「ラフ」で正解です。
では、日本語の読み方は何でしょうか?
そのまま音読みにした「そびょう」でも正解??
「粗描」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 今回はカタカナ読みにしてください!
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ 「下書き」や「簡単に書く」を意味するような言葉です。
「粗描」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「スケッチ」です!
確かに、「下書き」や鉛筆などで「簡単にささっと描く」ことを「スケッチ」と言いますよね!
ちなみに、そのまま音読みにした「そびょう」でも正解です。
でも、せっかくなら「粗く描く」ことを「スケッチ」と読めた方が、漢字マスターとしての称号が光るというものです。
今後も、このサイトを利用して読める難読漢字を増やしていきましょう!
3つ目の漢字は「手巾」
1文字目の「手」はともかく、2文字目の「巾」ってご存じですか?
「巾」という漢字は「きん」と読み、「巾着(きんちゃく)」の言葉でもお馴染みですね。
でも、「巾」の字を使った他の言葉はすぐに思い浮かばないので、その意味も推測しずらいのも事実。
そこで一つヒントです。
この「巾」という漢字には、「ぬの」や「きれ」などを意味します。
さあ、正解はいったい何でしょうか!?
「手巾」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「しゅきん」とも読みます。
ヒント➁ カタカナ読みです。
ヒント③ 「〇〇〇チ」の4文字です。
「手巾」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハンカチ」です!
まさに、「手」を拭く「布きれ」の「手巾」は、「ハンカチ」ですね!
ハンカチは、身だしなみとして日常的に常備する四角形の布のこと。
英語ではハンカチーフといい、略して「ハンカチ」や「ハンケチ」と呼ばれていますね。
手洗いをした後には必ず必要なハンカチですが、子ども(特に男の子)って何でハンカチを使わないんでしょうかwww
私が見る限り、どの子も手を洗ったあとはズボンや服で手をゴシゴシしていて、これはこれで子どもらしくて微笑ましいものがあります。
でも、駅のトイレなどから出てきた大人の男性も、手洗い後は手をぶらぶらしただけで終わる人も多くてびっくりしたことがあります。
これを読んでドキっとした人、ぜひ「手巾」を使ってくださいね!
4つ目の漢字は「米」
日本人のソウルフードと言っても過言ではないお米。
その一文字からなる、この「米」という漢字は、いろんな読み方や意味があることでも有名ですね。
「コメ」、「アメリカ」、「まい」、「べい」・・・。
音読みでも当て字でも、ちょっと考えただけでこれだけ出てきますが、今回は「単位」です!
さあ、この「米」という「単位」はいったい何だ?
「米」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 重さを表すものではありません。
ヒント➁ カタカナ読みで、「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ 長さを表す単位です。
「米」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「メートル」です!
「米」を単位として読むときは、「メートル」となります。
JRの駅の中で一番標高が高い「野辺山駅」には、「標高 一.三四五米六七」という立札があるのをご存じでしょうか?
漢字の羅列だらけで、一見、何を表しているのか分かりませんが、この「米」を「メートル」に置き換えてみると、「1345.67メートル」という意味になるんです!
そもそも、この「米」が「メートル」となった由来は、明治初期に現在でいうところの気象庁(当時は中央気象台)が、メートルを当て字で「米突」と表記したのが始まりだそうです。
「米」にまた、新たな1ページが加わりましたね!
5つ目の漢字は「打」
野球やゴルフなど、バットやクラブを使ってボールを「打つ」。
打席、打者、打撲・・・など、音読みでは「ダ」と読む「打」という漢字。
送り仮名がなく、シンプルな1文字のため「ダ」しか思い浮かびませんが、これは何を表しているんでしょうか?
音からくる当て字か、意味からくる当て字か。
これはもうヒントを見るしかありませんね!
「打」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① カタカナ読みで「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ 数を表す「単位」です。
ヒント③ 12といえば?
「打」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ダース」です!
「ダース」、この響きって何だか懐かしい・・・。
初めてこの言葉を習うのは小学校だと思いますが、「鉛筆の1箱には12本の~」という件から算数の問題が始まったのを今でも覚えています。
最近の若者は、そもそも鉛筆ではなくシャーペンを使う世代でしょうから、そもそも鉛筆を箱買いすることや箱のまま見る機会は少ないと思いますが、12という数を1単位としたものが「ダース」になります。
日常的に使うシチュエーションも、ほぼ「鉛筆」に限られますが、算数や数学ではたまに出てくる単位なので覚えておきましょう!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!