「草かんむり」に「刀」を3つ書く「茘」は、音読みで「れい」や「り」、訓読みでは「おおにら」と読む、アヤメ科の多年草のことです。
ということは、「その草の枝」となる訳で、植物であることは確かなようです。
今回の漢字が示すものはあまりメジャーではないですが、その「実」は給食でも出るので子供でも食べたことがあるものになります!
前半部分のヒントだけで何とか正解はできますが、それでも分からない人は次のヒントも確認してみましょう。
「茘枝」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② この実は「ライチ」です。
ヒント③ 最後の文字は「し」です。
「茘枝」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「れいし」です!
「茘枝」は、「ライチ」の実が生る樹のことです。
常緑高木で黄緑色の花を咲かせるのが特徴で、夏頃になるとライチの実が熟してきます。
上品な甘さと香りから、原産国の中国では古代から重宝されてきました。
保存がきかないことでも有名で、枝から取ったライチは1日で色が変わってしまうほど。
あの楊貴妃も好物だったそうで、華南から長安までの長い道のりを早馬で運ばせた話が有名だとか。
今度、ライチを食べるときは楊貴妃になったつもりで食べてみましょう!