今日の難読漢字は
「通草」
「糸葱」
「薊」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「通草」!
「〇〇草」といえば、RPGゲームでは回復や毒消しでもお馴染みのアイテム。
今回は「通草」なので、ゲームの世界だと「敵に合わずに通過できるようになる草」といったところでしょうかwww
そのまま読めば、「とおりぐさ」や「かよいぐさ」なんて読めそうですが、残念ながらこれは違います。
「つうそう」は生薬の名前として正解ですが、もっと誰もが知る名称です!
あ、でもゲームの世界では「とおりぐさ」や「かよいぐさ」という名前の草があるかもしれませんので悪しからず・・・。
「通草」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
他には「木通」とも書きます。
「通草」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あけび」です!
「通草」とは、アケビ科の山などに自生している、茎がツル状になる植物の総称です。
特徴的なのは楕円形の果実が生ることで、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉となります。
また、そのときに「黒い種子を覗かせる」様子から、「開け実」⇒「アケビ」となったそうですよ!
次の難読漢字は「糸葱」!
「糸の葱」と書く「糸葱」。
「葱」も、煮物やラーメンの上にトッピングとして乗せる場合は細かく切り刻んだりして、
糸状の形にしたり、九条ネギなどのようにもともと細い「葱」もありますね!
また、「葱」という字を訓読みにすると、「ねぎ」「き」「あおい」なんて読めたりしますが、「糸葱」の読み方は分かりますか??
「糸葱」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「浅葱」とも書きます。
「糸葱」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あさつき」です!
「糸葱」とは、 もちろん「葱」の一種です。
見た目は普通の八百屋さんで売っている「葱」より小さく、九条ネギに近い見た目をしています。
「糸葱」は、普通に山などに自生していますが、もちろん食用の野菜としても栽培しています。
薬味として、鍋をポン酢で食べるときなどのトッピングに乗せる「葱」としても定番です。
でも「葱」って、いろんな種類がありますが、どれも薬味としての使い方が一般的なので、切り刻んでしまうと何の「葱」なのか、分からないのが本音です・・・。
最後の難読漢字は「薊」!
難読漢字を読む場合、意外にも構成されている漢字を音読みしてみたり、意味から推察してみると正解だったりすることが多々ありますが、今回の「薊」はどうでしょうか?
系統としては「草かんむり」がついている以上、植物だとは思いますが、「魚」という字が使われているのがややこしくしています・・・。
そこで、最大のヒントです!
ここの「魚」は「ハリセンボン」をイメージしてみると良いですよ!
「薊」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
見た目は小さい菊のようでもあり、トゲトゲの花のようでもあります。
「薊」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あざみ」です!
「薊」とは、 キク科の多年草である植物のことで、見た目は「トゲトゲした小さな菊」です。
沖縄の方言では、「トゲ」のことを「アザ」と呼ぶ地方もあり、「トゲのある植物」=「アザ木」=「アザミ」と呼ばれるようになった説もあるとか。
また、そのトゲトゲした見た目通り触れるものを阻む効果もあったのか、スコットランドでは外敵から自国を守った花とされて、国花として大切にされています。
そんな「薊」の花言葉は「独立、報復、厳格、触れないで」。
他を寄せ付けない美しい花には、やっぱりトゲがあるんですね!