今日の難読漢字は……
「木天蓼」
「和毛」
「清白」
の3問です!
さあ、挑戦してみてください!
目次
1つ目は「木天蓼」
「木」「天」「蓼」と別々に読むと読むことができません。
「木天蓼」でひとつの言葉を表します。
「木天蓼」はもともと中国での読み方(漢名)で、これに日本の読み方(和名)を当てはめています。
さあ、何と読むか分かりますか?
「木天蓼」の読み方のヒントは?
ヒント①:植物の名前です。
開花時期は6月~7月で、開花するときに葉っぱが白くなります。
梅によく似た花を咲かせます。
花言葉は「夢見心地」、「晴れやかな魅力」などです。
ヒント②:猫の大好物です。
猫にこれを与えると、
ダンスを踊る、愛想が良くなる、体をすりすりする、ゴロゴロする、甘える、
じゃれる、興奮する、などさまざまな行動をするようになります。
もう、分かりましたか?
「木天蓼」の読み方、正解は……
正解は……
「またたび」
です!
意味は大好物のたとえ、または、何かものを与えたときに効果が著しいことのたとえです。
またたびは人間にも効果があり、ホワイトリカーなどに氷砂糖と一緒に漬け込むと、薬用酒ができます。
この薬用酒は、冷え性、関節痛、神経痛、疲労に効果があります。
ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。
2つ目は「和毛」
「和」という漢字は、「和風」(わふう)の(わ)とも、「和尚」(おしょう)の(お)とも読みます。
「毛」という漢字は「毛根」(もうこん)の(もう)や「髪の毛」(かみのけ)の(け)と読むことができます。
しかし、この二つを組み合わせて、「和毛」を(わげ)、(わもう)、(おもう)のなどと読んでしまってはいけません!
別の読み方を考えてみましょう。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「和毛」の読み方のヒントは?
「和毛」とは、
「やわらかな毛」や「産毛」を表します。
「和やか」を読むことができれば、おのずと読むことができるでしょう。
ヒントは「やわらいだ様子」や「やわらかい」、「穏やか」という意味の言葉です。
「和やか」(なごやか)と読んでしまった人はいらっしゃいますか?
惜しい!
もう一つ別の読み方があります。
もう、分かりましたか?
「和毛」の読み方、正解は……
正解は……
「にこげ」
です!
「和やか」の読み方は(にこやか)です。
にこにこしている様子や、ほほえみを浮かべている様子を表したり、
物腰や筆跡などが柔らかいさま、優美なさまという意味でも使われます。
「柔やか」(にこやか)という表記もできます。
いつもほほえんでくれる「和やか」な人は、あなたの周りにいませんか?
きっと毎日癒してくれている素敵な人ですよね!
3つ目は「清白」
「清白」はよく知られている野菜の別名です。
「清白」で(せいはく)とも読み、
「汚れなく、清らかなこと。潔いこと、」を表しますが、
別の読み方もあります。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「清白」の読み方のヒントは?
ヒント①:「汚れなく、清らかなこと」と聞いて、イメージする色は?
イメージした色の野菜を思い浮かべてください。
ヒント②:花言葉は「潔白」「適応力」
ヒント③:春の七草の一つ
ヒント④:「蘿蔔」とも書く
もう、分かりましたか?
「清白」の読み方、正解は……
正解は……
「すずしろ」
です!
「清白」(すずしろ)の語源は、涼しいの「すず」と、白い花が咲くことと真っ白な根の白さの「しろ」から「涼白」→すずしろになったという説がありますが、
もう一つ語源があり、すずな(かぶ)に代わるものの意味で「すず」「しろ(代)」とするという大根の白さからとったわけではないという説もあります。
大根はビタミンAやビタミンC、ジアスターゼなどの栄養素が含まれており、消化不良や二日酔い、頭痛、発熱、冷え性、胃炎、便秘解消といった様々な効能が期待される野菜です。
「清白」を食べて健康な生活を送りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!