今日の難読漢字は
「新西蘭」
「大蒜」
「捻子」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「新西蘭」!
「蘭」の字がついているので、蘭の種類か何かの花の名前と想像してしまいますが、どちらも違います。
そのまま「西洋で生まれた新しい花」がイメージ上、ぴったりなのですが、音読みによる当て字となります。
さあ、ヒントを見ながら一緒に「新西蘭」の読み方を考えていきましょう!
「新西蘭」の読み方のヒントはコレ!
これはカタカナ読みをする国の名前です。
「新」は英語で「New(ニュー)」ですよね。
「新西蘭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニュージーランド」です!
私がこの読み方の正解を知ったとき、「新」は英語で「New」で「ニュー」、「西」は音読みにして「セイ」、「蘭」はそのまま「ラン」で、「ニュー・セイ・ラン(ド)」になる!と感心したものです。
特に、「ニュー」を「新」で表記したところにセンスを感じました。
ニュージーランドは、南太平洋にある島国で、オーストラリアの近い場所に位置する国です。
首都はウェリントンですが、大きな都市で有名なのはオークランドでしょうか。
ニュージーランドは、世界地図だと大きな島国っぽく見えますが、二つの主要な島以外にも、多くの小さな島々からなっていたり、南太平洋に浮かぶ島国なのにイギリス連邦加盟国だったりと、いろいろ調べてみると面白い点がたくさんある国ですよ!
次の難読漢字は「大蒜」!
「蒜」は、漢字一文字で「ノビル」と読みます。
そもそも、「ノビル」って知っていますか?
都会にお住まいの方は知らないかと思いますが、「ノビル」は土手などの草っぱらに自生している野草で食べる事もできる植物です。
この「ノビル」に「大」の字を加えて「大蒜」。
難しいような簡単なような、どちらともとれる漢字ですが、いったい何と読むのでしょうか?
「大蒜」の読み方のヒントはコレ!
イタリアンには必須の食品です。
これを多く食べると翌朝には大変なことになりますよ・・・
「大蒜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニンニク」です!
大蒜は、小さな玉ねぎみたいな形状をしていることから分かる通り、ネギ属の多年草です。
その独特な香りは、食べれば誰もが「あ、あの人ニンニク食べたな・・・」と分かるくらい強く、その栄養の高さから滋養強壮として食されることも多いですね。
イタリアンなどでは必須の大蒜ですが、球根以外にも茎の部分は「大蒜の芽」としてこちらも多様な料理に使われるなど、どの部分をとっても美味しく、また栄養価の高い野菜としても有名ですよね。
個人的には大蒜の臭いって大好きなんですが、他人が食べた後の口から臭うあのニンニク臭の嫌悪感はいったい何でしょうね・・・
一度でいいから臭いを気にせずお皿一杯の大蒜を食べてみたいっ!!
最後の難読漢字は「捻子」!
初めてこの漢字を見たとき、「捻くれた子ども」って思春期か!と一人ツッコミを入れてしまいました。
ずばり、単純に「捻くれた子」と書く「捻子」。
もちろん「ねんこ」や「ねこ」とは読みませんよ!
さあ、この思春期まっさかりな「捻くれた子」、いったい何と読むのでしょうか。
「捻子」の読み方のヒントはコレ!
カタカナまたは平仮名で「〇〇」の2文字です。
子どもや何かの動物ではありません。
「捻子」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ネジ」です!
確かに「ネジ」は捻りますが、「子」っていうイメージはないですね。
よく使われる漢字としては他にも「螺子」がありますが、通常はカタカナで「ネジ」の方が多いと思います。
これは、フランス語で「ぶどうの蔓」という意味の「vitis」が語源と言われているためですね。
ちなみに皆さんご存じ、あのレオナルド・ダ・ヴィンチもこの「捻子」からインスピレーションを受けてたくさんの発明をしているんですが、何か分かりますか?
「捻子」はらせん状に切り込みが入っていることから、グイグイ下にめり込んでいく形をしていますが、何とこれを「上向きに、しかも木ではなく空気に」めり込ませたら?という、何とも常人では思いつかない発想をしてしまうんです!
これが、いわゆる「ヘリコプター」の原形のようなものになるんですが、「捻子」から「ヘリコプター」に行きつくなんて、凄すぎます・・・。