今日の難読漢字は
「奢侈」
「納戸」
「細雪」
の3つです。早速いってみましょう!
目次
まず最初の難読漢字は「奢侈」!
「奢侈」
普段見かけないこの漢字。
ずっと見てると、本当にこんな漢字あったかな?とゲシュタルト崩壊しそうになりますよね。
「奢侈」読み方のヒントは?
- 「身分不相応な贅沢をすること」「度を超えたおごり」という意味で使われます。
- 類語としては「贅沢」「驕奢」などが挙げられます。
- 「し」から始まる、ひらがな3文字の言葉です。
もうわかりましたか?
「奢侈」の読み方、正解は…
正解は……
「しゃし」
です!
「倹約家だった妻が豹変し、奢侈を好む生活へ変わった。」
「大富豪であっても、自分の息子の奢侈は許さない厳しい父だ。」
などのように使います。
「奢る」「侈る」と送り仮名をつけると、どちらも「おごる」と読むことができます。
「おごる」を二回繰り返すほど、度を超えているという意味なんですね。
奢侈な生活には憧れずに、身の丈に合った暮らしを送りたいものです。
次の難読漢字は「納戸」!
「納戸」
日常生活でも見かけることのあるこの漢字。
漢字のイメージから、家のどこかの場所ではないか?と検討がつきますよね。
しかし、実際に漢字を読もうとするとなかなか思い出せないもの。
「のうと」?「しゅうと」?どちらも違いますよ!
「納戸」読み方のヒントは?
- 納戸をわかりやすく言うと、屋内にある収納スペースのことです。
主に普段は使わないような衣服や調度品などをしまうのに使われます。 - 類語は「物置部屋」「保管庫」など。
- 「な」から始まる、ひらがな3文字の言葉です。
もうわかりましたね?
「納戸」の読み方、正解は…
正解は……
「なんど」
です!
「納戸にある古い絵画が、父の自慢だ。」
「祖母の家には大きな納戸があるから、収納には困らない。」
などのように使います。
「納品(のうひん)」「納(おさ)める」などのように、普段から使っている「納」という漢字ですが、
「なん」「な」といった読み方をする場合もあります。
最後の難読漢字は「細雪」!
日本では雪の降り方・つもり方を表す言葉がたくさんありますよね。
「細雪」
もそのひとつ。
「さいせつ」「こまゆき」ではありませんよ!
「細雪」読み方のヒントは?
- 細雪は「細かい雪」「まばらに降る雪」のことを指します。
- ぱらぱらと細かい雪が降っている日に、「あ!細雪だ!」と無意識に言っている人も多いはずです。
- 「さ」から始まる、ひらがな5文字の言葉です。
もうわかりましたね?
「細雪」の読み方、正解は…
正解は……
「ささめゆき」
です!
「朝起きると細雪が舞っていた。」などのように使います。
細雪は熟字訓読みという、2字以上の熟語を訓読みにする特殊な読み方です。
それぞれの漢字から読み解くことができないため、「細雪」は「ささめゆき」と覚えてくださいね。
日本で使われている雪の降り方の種類の一例
- 吹雪(ふぶき)
雪が強風で舞い上げられ、空中を乱れ飛んでいる状態 - 粉雪(こなゆき)
粉のようにさらさらとした雪 - 牡丹雪(ぼたんゆき)
一粒一粒が大きい雪 - 淡雪(あわゆき)
薄く積もった雪 - 泡雪(あわゆき)
すぐに溶けてしまう雪
ほかにも、その冬初めて降る雪を「初雪」。
春を迎える頃に降る「名残雪」など季節によってもさまざまな呼び方があります。
使い分けられたらとってもおしゃれですよね!
まとめ
あなたはいくつの難読漢字を読むことができましたか?
よく見かける漢字でも、読み方が意外と思い出せない言葉って意外とありますよね。
日常生活でも使える漢字を今後もご紹介していくので、次回を楽しみにしていてください!