今日の難読漢字は
「時化」
「雀斑」
「素見」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「時化」!
この漢字は、構成している漢字はどちらも小学生で習うとても簡単なもの。
ですが、この2文字が合わさると難問になります・・・。
でも、「時が化ける」ってどういう状態なんでしょうか?
今回は漢字の読みとその意味についても触れていきましょう。
「時化」は何と読む??
「時化」の読み方のヒントはコレ!
漁師やベテランの釣り人であればこの状況に遭遇したことがあると思います。
いわゆる「凪」とは対になるものです。
「時化」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しけ」です!
しけ?って何?と思われた方も多いのではないでしょうか?
確かに普段はあまり聞きなれない言葉ではありますが、時化(しけ)とは、強風や台風の前触れなど、化けたように悪天候で海上が荒れることを指します。
ヒントにも書きましたが、「時化」の対義語は「凪」ですね。
(「凪」は字のごとく、「風が止んで」水面が静かな状態です。)
ちなみに漁師や釣り人などは、これから時化の状態になることを「時化(しけ)ってきた」などど、動詞として使う場合もあるそうです。
このような悪天候が予想される「時化」のときは、海のレジャーは控えるようにしましょう。
次の難読漢字は「雀斑」!
それぞれの字単体は何となく読める、「雀(スズメ)の斑」。
雀という字が使われているので何かの鳥の名前でしょうか?
雀のような斑点(模様)という意味にも見えてくるこの漢字、「雀斑」とはいったい何と読むのでしょうか?
「雀斑」の読み方のヒントはコレ!
鳥の名前ではありません。白人女性のほっぺにあるイメージがあります。
「雀斑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そばかす」です!
「そばかす」と見るとついつい、「大嫌いだった雀斑をちょっとひとなでして~♪」という歌詞で始まる有名な曲が浮かんできてしまう私。年齢が分かってしまいますね・・・。
雀斑がある女の子は、その可愛らしい見た目に反してコンプレックスに感じている方も多いと思います。
雀斑とはいわゆるシミの一種で、雀の卵の殻に似ていることから「雀の斑」と書き、遺伝的な要因で発生する細かい茶色のシミのことを指します。
どちらかというと、白人女性(特にオランダなどのヨーロッパ圏)にあるようなイメージがありますが、それもそのはず、傾向的に証明されているそうです。
「そばかすメイク」なんていうのも登場しているくらい、良いイメージだったり活発な少女といった感じが定着しているのも事実ですから、雀斑がある人も無い人も、気にせず今日も楽しく過ごしていきましょう!
最後の難読漢字は「素見」!
どちらの漢字も易しい「素」と「見」。
でも、何と読むのかはまた別の話・・・。
パッと見は、「すみ」、「すけん」「しろうとみ」などと勘ぐってしまいますが、どれもしっくりきませんね。
※「すけん」とも読めますが、今回は他の読み方です!
「素見」という漢字、あなたは読めますか?
「素見」の読み方のヒントはコレ!
これをやると、お店の人や周りの人に嫌がられます。
一般的には簡単な他の漢字を使います。
「素見」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひやかし」です!
「ひやかし」といえば、「冷やかし」が一般的ですよね。
もともとの語源としては、「遊郭において、見世の遊女を見て歩くだけで実際には遊ばないこと」から、「素通りして見る人」→「素見」となったようです。
このことから、現在でもショッピングなど、お店で買う気もないのに値段の交渉をしたりすることを指したりしますね。
他にも、相手をからかったり嘲笑(ちょうしょう)したりすることにも使われる言葉なので、あまり良いものではないですね。
ただ、私は「ウインドウショッピング」が大好きでいろんなお店を見るのが好きなんですが、意味からすれば、これって「素見」!?