漢字読み講座

「鶯」ってなんて読む?「おおとり」とは字が違います。画数は多いけど、あのかわいい鳥です!

「鶯」

この漢字、なんと読むか分かりますか?

一文字のとても画数の多い漢字なので、見ているだけでも目が疲れてきそうです。

「鳳凰(ほうおう)」という中国の伝説上の鳥を意味する漢字で使われている「鳳(おおとり)」と少しだけ字が似ていますが、この漢字の読みは「おおとり」ではありません。

いったい、どんな読み方をするのでしょうか?

「鶯」の読み方のヒントはコレ!

ヒント1:日本を代表する小鳥の名前

ヒント2:漢字は一文字だけど、読みは四文字もある

ヒント3:山手線の駅名に使われている漢字

「鶯」の読み方のヒントは、「日本を代表する小鳥の名前」です。この鳥の鳴き声は、みなさんも聞いたことがあるはずです。聞いたことがなくても、「どんな鳴き方をするか」を知っている人は多いでしょう。

また、たった漢字一文字でなんと読みは四文字あります。冠(かんむり)などと同じパターンです。

四文字の小鳥の名前を思い浮かべてみると、「鶯」の読み方の正解にたどりつけるかもしれません。

関東在住の人は、「鶯」の字は山手線の駅名に使われているので見たことがあるはずです。

「鶯」の読み方!正解は…?

「鶯」の読み方、正解は……

「うぐいす」です!

ホーホケキョと鳴く、あの「うぐいす」を意味しています。

「うぐいす」を示す漢字は「」だけですので「鶯色(うぐいすいろ)」といった色の名前や、「鶯谷(うぐいすだに)」などの地名に使われています。